フランス・第2の故郷 エクサンプロヴァンスVol.22 | すいらんぶろぐ

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今日も、昨晩の我が家のごはんを載せようかと思います。


どうしても我が家はフランス料理しか食べていないイメージがあるようですが


いえいえ、そんなことはないんです。


と言うわけで、昨晩は僕が作っ中華系のご飯です。


一つは、酢豚ならぬ酢鳥


もう一つは、ゴーヤを使った炒め物



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鳥は酢豚のように味付け、バルサミコ酢でちょっとコクを


最近出回り始めた季節の梨もいれてたのですが


これがちょっと食感はくわい、梨の上品な甘みが加わって


酢鳥がワンランク上の味になりますよ!!



コーヤはなすと豚バラにトマトを炒めて最後にふわっと卵を注ぎ


醤油とオイスターソース、砂糖少々で味付け


両方ともビールと一緒に頂きました~!!



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自分で作って自画自賛になってしまいますが、美味かった~~!


ビールも美味い!



□     □     □     □     □     □     □     □



前回のつづきですが、


アイスランド人の女性達と僕を合わせて7人


当時は、マルセイユから電車に乗って約8時間、


一度フランスとスペインの国境の町


セルベールで乗り換えてバルセロナまで。



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電車も、コンパートメント(コンパルトモン)という


部屋に仕切られてあるタイプの電車の車両で


とにかく初めて逢う彼女Sの友達ともそこで初めて会うことに・・・



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”アンシャンテ” よろしく・・・。


一緒に来た女性達は22歳~25歳くらいまでの100%アイスランド人


全員フランス語が話せるわけではなく、


何人かは単純に休暇でフランスに滞在して、


Sと部屋をシェアしているだけで


フランス語には興味がないらいしく彼女達とはもっぱら英語での会話でした。


彼女達は学生ではなくて、アイスランド航空のキャビンアテンドや


公立学校の先生・・。



そんな彼女たちの主導で当時まだ19歳の僕は、言われるがままに


着いていく感じで・・・。


年齢は19歳だと相手にしてもらえないんじゃないかと当時は思って、


実は髭も伸ばして ”23歳” と言っていたんですが


信じてくれていたのかは定かではありません・・・???


僕はかなり童顔なので。


でも、バルセロナまで8時間もかかったはずなのに、


楽しかったのか、辛かったのか、


どうだったのか、まったく覚えていない・・・。


不思議なくらい記憶がないのです。



それでも何とかバルセロナに着いてホテルへ


通されたのは広い広い部屋


何でこんなに広い部屋に・・・ と思っていたら


何と全員その部屋で寝泊まりをするらしく


そして僕も同じ部屋で・・・。



”なんでオレも一緒の部屋~???”


それにベッドはデカイベッドが3つあるだけ・・・・。


”????”


Sは、”僕も一緒にどれかのベッドに寝ればいい” と・・・・????



要するに、僕はその時は 「男」 として彼女の中にはカウントされていない


ということで、それからのバルセロナからマドリッドまでの旅の1週間は


「男」 という異性としての性別はまったく無視されながら 


仲のいい7人の友達として、複雑な思いをして過ごした1週間でした・・・。




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まあでもバルセロナでもマドリッドでも


たまたま持っていた「地球の歩き方」がむちゃくちゃ役に立って


案内してくれると言われてただ着いていったはずだけの僕が、


そのガイドブックのお陰で、むちゃくちゃ彼女達の信頼を得ることになったわけで


僕はちょっとした、彼女達のヒーローになっていました。



ちょっとしたことで、人の関係と言うのは不思議な方向に展開していくものです。



その後、マドリッドにも行ったのですが




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マドリッドではとんだことに・・・。


Sがひったくりに会って、パスポートやお金を取られてしまい


ポリスとアイスランド大使館に行かなくてはならなくなって・・・


でも場所が分からず、ここでも「地球の歩き方」が大活躍!


なんとアイスランド大使館の場所も載っていて


すかさずSと二人で・・・。



他の友達は、”せっかくマドリッドに来たのだから・・・”と言って


まったく”我れ関せず” で、行きたいところへ・・・


彼女達はとても合理的で、とても仲がよく


変なところにお互いに気を使うことなく、


出来ることを出来る人がやる・・・って感じで


まだまだ、剣道と上州気質の義理と人情がベースの僕には


なかなかその考え方や行動が理解できずに・・・。


けっこう気持ち的に違和感があったのですが、


Sは全然、そんなことなくて



”やっぱり北欧やアイスランドの人たちは合理的なんだな~”


とつくづくカルチャーの違いに感心しきりでした。



結局、当時はまだEU圏ではないので、スペインからフランスへ入る為の


仮のパスポートを発給してもらって、


残りの一日は、プラド美術館へ行ったり、安いバルを見つけて



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美味しいものをみんなで食べたり


スペイン人のオヤジにいわれもない言いがかりを・・・


”アイスランド人女性6人の中になんでアジア人のお前一人だけがいるんだ・・”


みたいなちょっかいを出されて、とてもしつこくて皆うんざりしたりとか・・・。



たぶん宗教的なところから、たぶんモラル的に文句を言われていたらしいのですが


”そんなこと言われても・・・オレ男にカウントされてないよ!!”


ってところでした。



それでもあっという間に1週間。


無事にまた同じマルセイユからニースまで行く列車に乗って・・・。


エクサンプロヴァンスへ




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こんなこともあって、彼女Sと旅を通して品定めをされて


晴れて僕は彼女の年下のボーイフレンドに認定されることに・・・。


品定めの旅??? ってことだったのでしょうか?!



でも、いろいろあったけど楽しい旅で


彼女のお陰で、フランス人ではないけれど


必死で自分の思っていることをフランス語で相手に伝えようとする


そんなチャンスをもらったわけです。


また機会があれば、僕の聞いたアイスランドのことを書きたいと思います。




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つづく