義務と責任 | 映画監督なんて詐欺師でしかない!

映画監督なんて詐欺師でしかない!

映画監督の日常と映画に関して思うことを、つれづれに…たぶん。

一般映画のプロデューサーの最初の仕事は出資&投資集め。
ここでいう一般映画とは出資&投資が付いている映画のことをいう。
これはむやみに集めるものではない。
よく「お金を◯◯さんが持っている」という話をしてくれる人がいるが、
出資者&投資家と映画の関係をちゃんと見据えないといけない。
つまりはプロデューサーは出資者&投資家に恩返しができるかどうかを考えないといけないのだ。
できないならばお金をもらうわけにはいかない。
お金を出していただくと、プロデューサーは「映画を完成させる義務」と「お金を出してくれた人に喜んでもらう責任」が発生するのだ。

監督には「映画を完成させる責任」がある。
他のスタッフやキャストはこの「義務」や「責任」は感じず、
「映画をいいものにする権利」の中で作品創りに関わっていく。
「権利」であるからこそ、自由に映画を創れるのだ。

普段、自分はプロデューサーと監督をするので、「義務」と二つの「責任」があった。
来月の末に撮る作品はプロデューサーオンリー…「義務」と一つの「責任」

そして映画に興味がある人たちをスタッフに招く予定。
ぜひ映画を創る「権利」を味わってほしいと思う。



お昼は焼きそば。夕ご飯は何にしようかなぁ。
焼きそばはやはりソースだと信じています。