先日、PioneerのPD-2000のジャンク品を入手。
梱包もしっかりしていて、好感の持てる出品者でしたが、ものは最悪でした。。。。。(-_-;)
箱からブツを取り出したときにカラカラという音が・・・・(;´・ω・)
Pioneerのプレーヤーですので、レンズが外れていることが多く、カラカラという音はレンズが転がっている音であることがほとんどですが、今回のカラカラは明らかに金属が転がっている音‥‥(^-^;
今まで、Pioneerのプレーヤーを入手して金属が転がるような音は聞いたことはありません。何か外れている???と思い、居てもったってもいられずさっそく開腹。
開腹して、目を疑いました・・・・・( ;∀;)
まさに金属が転がっているではありませんか!!!
よく見たら、ピックアップのメカが粉々になっています・・・・( ;∀;)
出品者曰く、”電源が入ることは確認しました。それ以外は未確認です。”・・・・よくこんな状態で電源を入れたな!!( `ー´)ノ
ショートしなかっただけラッキーか・・・・未確認という言葉の重さを痛感しました。。。。(*´Д`)
おそらく、出品者が梱包しているときもカラカラと金属音がしたはず。それ以前に出品するときに、当然プレーヤーを移動しているわけなので、その時に金属音がしているはず。なのに、コメントにはそのことが一切記載されていません。余程、丁寧に扱っていたのか知らないが、奇跡的にも金属が転がる音を聞いていなかったのだろう・・・あくまで性善説に則ればの話です。
到底輸送中の衝撃でネジが外れるわけはありません。ピックアップが飛び出していますし、リニアの磁石を固定しているネジが、あたかも人為的に外されたようにバラバラになっています。故意以外の何ものでもありません。
これを見て、輸送中の衝撃で壊れました!・・・という人は99.99%いないでしょう。
外観は比較的に綺麗でした。多少線傷はありましたが、見た目は普通のジャンク品でした。
外形的にジャンク品であることが明らかな場合、例えば汚れているとか、傷だらけであったり凹みや打痕がそこら中にあるとか、電源コードが切られている、パネルのボタン類が外れている、インシュレーターがないなど、ジャンク品にありがちなゴミ屋が扱ったと思われるものがありますが、そういう場合は基本的に部品取りで入手する場合もあります。
今回の場合は外形的には普通のジャンク品で、直せば使えると思わせるようなジャンク品でした。
しかし、中身は散々なものでした。。。。今まで10年以上にわたって2000件以上のジャンク品の取引をしてきましたが、こんなジャンク品は初めてです。
取り出した部品はこれです。
おそらく、ジャンク品を手に入れて直そうとしたけれども直らなかったので、そのまま部品を突っ込んでリサイクル屋に売ったのでしょう。
それにしてもひど過ぎ・・・・これを出品したリサイクル屋もひど過ぎ・・・・
この出品者は、ジャンク品の定義からノークレームノーリターンをしつこく長文にわたって記載していました。確かに、ジャンク品といっても落札者によってはクレームをつけるやつもいるので、そういう奴に対する警告としてしつこく記載するのはわからんでもないですが、とはいえ商品の状態を出来るだけ詳細に確認するのは出品者としての最低限のマナーです。
まあ、部品取りのために入手したので、こんな状態でもいいっちゃいいんですけど、残念ながらピックアップのレンズは見つかりませんでした。まあ、電源部やフロントパネル、インシュレーターやオーディオ基板など利用できるものはあるので、部品取り用に保管しておきます。
それにしても、ピックアップのメカのベースがそのままネジで固定されrているので、明らかに確信犯的にバラバラにした状態を放置して、そのままリサイクルショップに売ったことは間違いありません。
ヤフオクのジャンク品は素人は手を出すな!というのは、あながち間違っていませんが、ここまでひどいジャンク品は稀ですので、必要以上に警戒することはないです。
部品取り用にとっておいたPD-717がありますので、ピックアップのメカについて問題はありません。PD-717は、PD-2000やPD-2000LTDと同じピックアップを使用しているので、部品取り用としては非常に優秀なモデルです。
とりあえず、PD-717からピックアップのメカを移植したので、あとはレンズさえあれば正常に機能するかと思います。
ヤフオクのジャンク品は、いろいろですので慎重に出品者を見極めて、どんなことがあってもそれを受け入れる覚悟で落札してください。