ジャンク品の山を整理していたところ、山の奥の方にCDX-2000を発見!

いつ手に入れたのかは、全く記憶がありませんが、コードが結束したままなので開梱してからそのまま放置していたようです。

 

 

さっそく、動作を確認。

 

このモデルは、トレイのガイドローラーのゴムが劣化してべたべたになっているために、大抵は出てきません。ご多分に漏れず、こいつも全く出る気配はありません。モーターの唸り声が聞こえるのみで、びくとも動きません。

 

早速開腹。

 

ローラーゴムの交換は、何度も書いているので省略しますが、以前はコンプレッサーチューブを利用していましたが、それがなくなってからは透明のシリコンチューブを利用しています。適度な柔らかさがあるので扱いがとても楽です。透明なので見た目も悪くありません。

 

 

ローラーボムを交換するとすんなりトレイは開閉するようになりました。

 

CDをセットして、動作を確認。CDは回転しますが、TOCを読み込みません。サーボの調整が必要です。

 

 

サーボ調整用の半固定抵抗はメカの下にある基板上にあります。メカを外して、横倒しにした状態で調整します。

 

 

CDが回転しているということは、一応CDを認識しているので、最初に調整するのはトラッキングゲインです。

 

以前は、オフセットから弄ってましたが、オフセットはCDが全く回転しないときに調整すると良いかもしれません。

 

つい最近、パイオニアのPD-3000を調整した時に、同じようにCDは回転するが認識しないという状態で、オフセットを弄っても変化なしで、トラッキングゲインを調整して認識するようになったので、同じようにトラッキングゲインを時計回りの動かしてい調整してみます。

 

3時くらいまで回したところでTOCを読み込むようになりました。再生ボタンを押すと、なかなか再生しません・・・・

 

ようやく再生しても、音飛びが激しいので、今度はオフセットを弄ります。

 

 

トラッキングのオフセットを2時くらいに回します。読み込みもスムーズになってきましたが、再生まで時間がかかるのは変わりません。

 

今度は、フォーカスオフセットです。サービスマニュアルには、10時から12時の間で調整するように書かれているので、その間で調整します。

 

ただ、一向に症状は改善しません。フォーカスゲインやEFバランスなどを調整しても、あまり変わりません。

 

仕方かないので、サーボ基板上の電解コンデンサーを交換することに。

 

たまに液漏れを起こしていたり、抵抗やトランジスタが焼けていることもありますので、調整が効かない場合は、パーツを交換します。以前は、トランジスタも全部交換したこともありますが、さすがに今はそれだけの気力はありません。

 

交換後に組み戻してチェック。幾分読み込みがスムーズになったでしょうか。ただ、相変わらず再生が遅く、途中、再生が止まったり始まったりを繰り返します。

 

こうなると、ピックアップレーザーの出力を調整するしかありません。これは最後の手段なので、これでだめなら諦めます。

 

時計回りに2㎜ほど動かして様子を見たところ、読み込みがよりスムーズに。再生も先ほどよりは早くスムーズに始まります。これでOK!!

 

と思いきや、電源を落として、しばらくして電源を入れて再生させると、また同じ症状になります。再生が始まるまで遅く、認識すらしないCDもあったり、超不安定です。

 

 

もうだめか・・・・と、諦めかけましたが、何故がフォーカスオフセットが気になります。マニュアルには10時から12時の間で調整することと書かれているので、その間で調整していましたが、それを無視して2時~3時、あるいは8時から9時付近で調整して様子を見たところ、なんと8時くらいに調整した時が最も安定して再生することが分かりました。

 

読み込みも見違えるようにスムーズに、再生もトラック再生も全く問題なくスムーズに再生します。途中で止まることもありません。読み込みが怪しかったCDも何事もなかったかのように、普通に再生します。

 

電解コンデンサを交換したので信号の振る舞いが変わってしまったのでしょうか。マニュアルを無視して調整したことが幸いして、無事普通に再生するようになりました。

 

今までフォーカスオフセットを10時よりも前に調整したことはなかったので、古くなるとかなり個体差が出てくるのでしょう。あまりマニュアルにこだわって調整するもの考えものかもしれません。良い経験になりました。