前回、頭の良い人を東京大学に合格
出来る人と定義してどの様な命式なら
東京大学合格を目指した時に合格する
可能性が高く成るのか考えて見ました。
今日はその中で条件として出した
若年期の運勢が良いと言う事を
もう少し掘り下げて行きたいと
思います。
そもそも四柱推命は人の運勢を
読み取る事を目的として生み出された
占術です。
運勢が良い＝吉運に巡っていると成ります、
この運勢の吉凶、良し悪しを計る物差しが
用神と言われているモノです。
四柱推命を名乗る流派及び団体の中には
この用神と言う概念を使わずに鑑定を
する流派及び団体も有ります。
これからお話する運勢から読み取る
東京大学に合格出来る人の特徴は
あくまでも私の学んだ四柱推命の理論に
基づいています。
予めご了承下さい。
さて運勢が良いと言う意味は前回お話しました
では吉凶を司る用神はどの様に決まるのか？
これは身旺身弱が判別出来れば発見出来ます。
用神の選定方法をお話すると長く成るのと
本来の東京大学に合格できる人の特徴から
外れてしまうので何時か機会が有れば
用神選定法もお話したいと思います。
前回の例題をもう一度出します、
例題１ 男命 8才立運
〇 丁 庚 甲
〇 亥 午 辰
88 78 68 58 48 38 28 18 ８
戊 丁 丙 乙 甲 癸 壬 辛 庚
寅 丑 子 亥 戌 酉 申 未 午
立運が有った方が話し易いので便宜的に
8才立運とします。
前回もお話しましたが丁日干は月令を得て
身旺です。
※この月令を得るとは日干と月支が同じ
五行に成る事を指します。
※この理論も十二支によって様々な変化が
有ります。
用神は庚・庚と成ります。
ですからこの人の運勢を見る時に
金星の旺衰に着目して判断をして行きます。
お分かり頂けたでしょうか？
第1運で庚が来て、第2運で辛が来ます、
金星運に巡っているから吉運と判断します。
運勢が良い人が目標を持って
頑張る事が出来れば達成できる
可能性がとても高く成ります。
例題２ 男命 ３才立運
〇 壬 丁 辛
〇 申 酉 未
53 43 33 23 13 3
壬 癸 甲 乙 丙 丁
辰 巳 午 未 申 酉
この命式はどうでしょうか？
月令は得ていないですが
印星に生じられている身旺さんです。
用神は甲甲丁と成ります。
月柱に喜神の丁が付いて周りから
認められやすいタイプの方に成ります。
如何でしょうか？
この方が東京大学を目指せば合格
出来るでしょうか？
この命式は元来知的なタイプの命式に
成るのでその気に成って勉強すれば
学力が目に見えて向上します。
自分が興味を持っている事に対しては
素晴らしい集中力を発揮します。
最初にも言いましたがついでとか
思い付きで目指す大学では無いので
本人が真剣に目指していると言うのが
前提条件です。
第3運で用神と同じ五行の乙が来て
地支が未ですから月天干に有る丁も
さらに力を得て強く成ります。
乙と丁の関係は様々な基礎理論を
しっかり理解していれば分析できます、
元々理解力に優れている頭脳明晰タイプが
真剣に勉強して呉れれば頼もしいですね。
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