最近、世の中が騒がしいですよね?

米中貿易戦争(覇権戦争)は激しさを増す一方ですし、北を巡る情勢も米朝会談は先行きが怪しいですし、怪しいといえば……韓国が瀬どりだの、その『瀬どりを見られて』思わず照射したんじゃないか? なんて疑われる射撃レーザー照射事件だの――を契機に日本周辺では風雲急を告げ、これから何が起きても不思議ではないような様相になりつつあります。

 

さて、そんな情勢下、果たして自衛隊だけで日本列島の長い範囲を守り切れるのか? どうか? は……

 

守れる――と私は考えますね。

 

むしろ『今度こそ護る!』コトを主眼に、戦後の日本の再軍備は出発したのだから! そういう諸々を換算しても守れない方がおかしい!

そう考えます。

 

 

☆戦時中の反省から出発した戦後安保

 

 

こう考える理由とは『何故か?』といいますと、それはそもそもの日本の自衛隊発足以前から話は遡ります。

戦後、武装解除に応じ、大日本帝国陸海軍は300万日本人は軍人が230万人、一般人が80万人死亡しましたの尊い犠牲を出した上で解体的出直しを余儀なくされました。

この時、自衛隊が組織されるその前に野に下った帝国軍人の先達方は、東方軍事裁判や公職追放等の占領政策の下でも早々に日本の将来を見据え『日本の再軍備』に備えた準備としてこれからの日本がどのようにして国を守るベキか? を議論、計画なされたといいます。

 

この際に一番に持ち上がったのが『先の戦争で何故、どのように負けたのか?』ということであり、その敗因は明快でした。

米国の物量もさることながら、日本側の敗因として特に注目すべきは『大量爆撃を許してしまった防空体制の不備』『占領地と本国の断絶を許してしまった通商破壊作戦の阻止の失敗』の二点でした!?

 

なので最低限、日本列島を海防防空面から敵対軍隊の侵入を阻止し迎撃を行いその脅威を排除する――その一点を、戦前戦中の都市部や主な港湾、工業地帯を空爆の脅威から守れず、海上交通と物流において多大な被害と犠牲を受けたその反省が戦後の防衛計画の出発点であり克服すべきトラウマであったのだから、当然、その反省が全ての立脚点となって日本の防衛体系は形成されてきました。

 

 

たとえば空自はその主眼が全国津々浦々に設置されたレーダー警戒網と領空侵犯に対するスクランブルが戦後日本の空軍力の整備において主眼が置かれてきた。

これは憲法九条とか専守防衛うんぬんとかいう話以前で、戦後の日本再軍備を図った陸海帝国軍人の先達は、再軍備を計画する段階で「病的なまでに」早期警戒早期領空侵犯機発見に努めるべく日本へのレーダー警戒網の形成を第一に考えたといいます。

 

欧米(主に米英)から防空レーダー設備を導入した自衛隊はまず日本全国に何重にも監視空域が重なるレーダー基地を設営することから手を付けました。

これには戦時中のドーリットル(東京)空襲を皮切りとする、米軍の空爆を阻止どころか察知もできなかった……という苦い経験からがその出発点となっており。

結果として多くの国民の生命財産を失い、国土が焼け野原にされたその失敗を繰り返さない為にも。

また大戦中に、同じく海を越えて爆撃の猛威に晒された英国の――日本とは対照的に、ある程度の被害は出しつつも見事にドイツ空軍の猛攻を防ぎ切ったバトル・オブ・ブリテンのその戦訓を、キーとなったのがレーダーの有無……世界初となる、レーダーを中核とした対空早期警戒網を整備したのが重要だったというコトを知ったからでありました。
英国がレーダーの情報を中央に集め迎撃の指揮をする有効な防空システムを持っていて、少ない戦闘機を有効に運用したからこそドーバー海峡を巡る空の戦いを制したのを知った戦後の日本はその導入を第一にまず考えたといいます。

 

 

同じく海では、戦時中の米潜水艦による通商破壊作戦によって、せっかく占領した南方の地から石油や軍需物資などを確保しても本土に運ぶ途中、ことごとく貨物船や貨客船を撃沈され補給網をズタズタにされました。

当然のコトなら継戦応力を奪われ、本土空襲の工業地地帯の破壊と並んで日本の敗戦の大きな原因ともなりました。

 

その為、戦後の防衛計画において掃海と対潜哨戒は海自空自共にこれまたその最重要として挙げられるようになりました。

その結果、今の自衛隊が世界有数の掃海能力と優れた対潜能力を有するコトになったのを観れば分かると思います。

 

 

まあ、これには戦後今現在も続く機雷の除去が重要な任務だったり。

専守防衛を謳う日本が、米軍の補完戦力として、日本の護衛艦隊が形成されていたりすることも確かに大きく影響していますが。

戦後の海軍戦力の再建においてまず主眼に置かれたのが、同じ“海防”でも戦前のような斬進的艦隊決戦などという日露戦争の成功体験を下敷きにした空虚な攻撃的防御志向ではなく、もっと地に足の着いた『戦時中の通商破壊作戦を防ぎきれなかった』という反省に立った掃海と対潜哨戒を主眼とした戦略への転換でありました。

戦時中までは駆逐艦すらも対潜哨戒などよりも敵の艦隊を叩く為に使うコトを重視して憚りませんでした!?

これも全て日本海軍上層部が潜水艦を軽視し、艦隊決戦に異常に偏った装備や訓練を行ったから……の弊害であったコトを戦後素直に反省したのです。

 

海も空も、こーした戦時中の反省がその出発点でありましたから、自衛隊の装備調達は『いかに領空領海を守るのか?』を第一に考え一貫して考え計画立てられて来ました。

無論、憲法九条を始めとする「専守防衛」もその傾向を強くする方向に誘導しましたが、平和憲法を押し付けられなくとも、日米同盟が無くとも日本の戦後の再軍備はおそらくは間違いなく今と基本的に同じ方向で進んだコトでしょう!

 

敗戦後の比較的早い時期から――まだ軍備が解体され、旧軍人が公職追放で政府の要職や民間企業の要職につくことを禁止されていた時から、旧陸海軍の元帝国軍人の先達は『研究会』という形で日本が再軍備を許された時に備えて「戦後の日本は果たしてどのような軍隊を再建すべきか?」を検討していました。

その時に真っ先に挙げられたのが『防空警戒網の形成』と『掃海対潜能力の確保』であったといいます。

 

そして、日本の四方と沖縄から南シナ海までの海底ケーブルによる何重もの対潜警戒網は副次的な成果として地震観測などにも行かされていますが、今や本土の防空レーダー網と哨戒・早期警戒哨戒機は百機を超え、さらに迎撃機も900機近く備えます。

 

これらは冷戦時代から対ソ戦を想定して……近年は対中対露で日々の任務に就くと共に高い練度を誇ります。

 

ならば、中露と明らかに見劣りのする南北朝鮮韓国軍が相手に『後れを取る』ようなコトなどありましょうや?w

 

……まあ、戦後日本の平和ボケ、有事法制の不備や、もし仮に、もしもの話ですが「奇襲」を受けた場合――“特に”韓国軍などに思いもよらぬタイミングや方向から不意打ちを食らった場合、最初は後手後手に回らざるを得ない場面もあるでしょう。

しかし、それも日本が毅然とした態度で対応し、ブレ無ければ恐れるに足りません。

 

例えば……福岡の博多や山口県日本海側などの関門海峡を挟んだ北九州から中国地方西端などを『北朝鮮に南進された韓国が対馬海峡を一気に渡って侵攻してきた』としたら、そして博多や下関市などの人口の多い都市を占領し、60年前の朝鮮戦争当時の李承晩がごとく、日本に対して

「日本に韓国亡命政府を建てさせろ! その為に北九州一円を寄こせニダ!」

とか寝言を言ってきたとします!?

しかし、その場合でも当然ながら日本側に応じる義務も何も一ミリもアリマセン。

むしろ人質の解放と不法占領地の返還を要求してどのような要求にも応じるベキではアリマセン。

……たとえそれで多少の犠牲が出ても断固とした態度で対処すべきでしょう!

日本人と日本政府がちゃんと覚悟を決めれば、韓国軍程度が一時的に九州から日本海に面したどこかを侵攻占領したとしても必ず取り返せます。

在日米軍の、日米安保の助けがなくとも自衛隊の現有戦力で充分に撃退排除は可能です。

 

そしてそれは韓国・北朝鮮などだけでなく、中国やロシアが相手でも同じです――と、いいますか、日本へ侵攻するだけの陸上兵力を渡河運搬できる国など世界には、ほぼいないでしょう。

 

唯一の例外が米軍で……ですが、それも在日米軍の戦力があればこその話です。

もしも日本国内の在日米軍の基地と兵力を考えずに済むというならば……そうした“ありえない仮定”でシミュレートした場合でも、米軍が日本に侵攻して上陸部隊を揚陸するのに最低三個空母艦隊が必要になり、そして自衛隊の迎撃を突破する過程で、空母を一隻から二隻失う覚悟をしなければならないといいます。

無論、核が使用されたり長期の経済封鎖が為されればそれだけで日本は負けますが、純粋に通常の軍事力で日本を侵攻侵略して屈服させるのは米国といえども相当な覚悟と被害を考えねばなりません。

 

 

これらのコトから、改めて言いますが『日本は、自衛隊は「自衛隊だけで日本列島の長い範囲を守り切れるのか?」と聞かれたら』その答えは『守れる!』と自信をもって言い切れます。

 

もしも日本が亡国の途に就くようなコトがあるとするならば、それは自衛隊の実力不足とかそーいうのではなく、世界が終わるような全面核戦争か? あるいは日本人と日本政府の覚悟が足らず「戦わずして降伏する」よーなコトをしでかした時でしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

それ以外の場合は……普通に有事として想定し考えられる事態においては、日米同盟が頼りに出来ますし(311震災を始め『日本防衛は米国の利益』として米国が見捨てないでいてくれると確認できている)それに国際世論も日本の味方をするコトを充分に期待できます。

 

第一、もし仮に反日国……特亜の国々などが万が一にも日本を「本当に敵に回した」場合、それは間違いなくヤツラの亡国の始まりです┐( ̄ヘ ̄)┌

別に日本は軍事力を行使しなくとも、独自に経済制裁を行うだけで韓国はもちろん中国も滅ぼせます。

日本は現代産業において不可欠な部品や素材、工作機械などの裏方で必要不可欠な分野に注力し、多くの重要な分野と技術を押さえています。
なので、派手さはないが、もしも日本がなくなれば世界のビジネスは一夜にして止まるというポジションを獲得しています。

 

いわば『心臓は抑えてある』んですよ。
『止める勇気』だけあればすぐ殺せる――世界中のほとんどの国を。

無論、まかり間違っても欧米などの友好国、同じ価値観を共有する同盟国を攻撃するよーな愚行を行えば、日本も共に滅ぶコトになるでしょう。

しかし、韓国程度の国なら、軽くひとなでで勝負はつきますし。

中露ですらも、日本が腹をくくれば国をガタガタにして崩壊にまで追い詰めるコトも充分に可能です。

軍事力を使わずに、経済力と国際的影響力を使って。

 

……と、いいますか、日本が世界のドコかの国と決定的に仲違いして敵対関係になった時、一番の武器となるのは日本の経済力と国際的影響力でしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

軍事力は通商破壊作戦や海上封鎖はともかくとして、日本の場合は防空領海防衛に全振りしているよーなもんなので、戦前のように、どこかに『攻めて行って……』というわけにはいかないですしね(苦笑

 

むしろ軍事以外で今や絶大な影響力を有していますから、そちらで敵対国を締め上げる方がよっぽど効くでしょう!

また、有事に至る以前に、外交や政治で取れる選択肢や手段が、カードが豊富なのも我らが国ニッポンの有利な点でしょう。

 

……ただ、日本という国は戦後、その内側に多くの問題と内なる敵を抱えています。

憲法九条を始めとする法制度の不備や欠陥、諸々の縛りを始め、日本国内には在日や対外勢力に公然と媚を売る連中が多く居ます。

 

マスゴミやサヨク連中を筆頭に、政官財から法曹界や教育界まで汚鮮され、特亜の工作員や手先であふれています(-"- )

 

もっとも近年になってネットの普及と共にTV新聞などの「一方的一面的な報道」や「報道しない自由」などで恣意的な世論工作、誘導が難しくなり、逆におかしな主張が批判されたり、徹底的に検証され世の中に晒し者にされたりして『ずいぶん環境は改善』されて来ましたが、戦後半ば強要され信じ込まされて来たいわゆる自虐史観からの脱却や、反証検証はまだまだこれからといったところでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

 

いえ、それ以前に憲法改正や有事法制の整備にスパイ防止法など成さねばならいコトがいっぱいあります。

 

そーした国防や防諜に備える法制度の不備不整備は下手すればハード面での軍備を整える事より重要かも知れません。

少なくとも、日本に対して昏い悪意や侵略を画策する国々や連中からすれば日本が平和ボケして隙を見せてくれていた方が何かと都合がいいですし、活動しやすいでしょうからねぇ? ( ゚д゚)、 ペッ

 

これからの課題として一刻も早くそーした法制度制度面からの不備を直していくと共に、もし間に合わなければその時は

「それなりの覚悟を」

腹をくくって決めるベキでしょう!

そして私たち国民が惑わねば、前回記事コメントでやまちゃんさんが、

『なんにせよ、レッドバージならぬ”特亜パージ”が進みこそすれ、後退することはないだろう…というのが何とも』

とおっしゃられておられたようにw 今後、おのずと日本社会の大掃除が進んでいくでしょうしねっ!

 

そう思いますがねぇ?

皆様はいかが思われますか?w

 

タイトル鬼子っ










 

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