皆様こんにちは。
久宝殿の知恵子です。
コロナ禍での自粛生活で、以前と比べて在宅時間が長くなり断捨離や大掃除をされる方が増えているようです。それに伴い出た不用品の行き先としてリサイクルショップやフリマアプリなど利用される方が増えているようです。
今日はその中でもメルカリについて、
商品が売れる出品のコツについてお話しします。
メルカリに出品してもなかなか売れない……。そんな経験をしたユーザーも少なくないのでは? 実際、出品した商品が毎回すぐに売れるわけではないのは周知の通りです。しかし、ちょっとした工夫をすることで売りやすくなるのも事実。
最も大切なのは、商品を見てもらうことです。まずは商品に気づいてもらい、アクセスしてもらわないと話になりません。
そこで今回は、出品した商品にアクセスしてもらうコツ、メルカリで早く売れるためのポイントをお伝えします。
メルカリ出品で売れるコツ1
■写真の第一印象が大切! おすすめの撮影方法
画像が良いと購買欲がそそられます。
欲しい商品を探してるユーザーが最初に目にするのは商品の写真です。メルカリの画面を見てもわかるように、沢山の出品商品が並んでいるその中から「これいいかも」と思ってもらう必要があります。
そのためのコツは写真の撮り方です。
メルカリでは出品写真を10枚まで掲載できますが、出品写真の1枚目は全体が写っている写真にすること。これが基本のコツになります。このとき光の加減や背景、角度などを変えるだけで商品の印象が変わってきます。
■シャツなどのトップスを出品する場合の売れるコツ
トップスやセーター、Tシャツといったトップスの場合には、ハンガーにかけるなどの工夫があるといいのですが、床に置いての撮影でもほとんど問題ありません。
メルカリは気軽に出品ができるスタンスなので、床に置いた状態での商品もたくさんあります。ただ、その際のコツが幾つかあり、まずは少し動きがあるように置くのがコツです。シャツならば片方の袖を折るだけで、何となく動きが出てきます。
次に、シャツを床に直置きするよりもカーペットのある場所やキルトなどの布類を敷いた場所で撮影するのもコツ。
ちなみに、ハンガーにかけての撮影の際にはハンガーの大きさに注意すると良いかもしれません。特に薄手のトップスはハンガーのサイズと肩幅が合っていること(型が崩れ、シルエットが綺麗に出ない) と、なるべく派手な色を避けお洋服が映えるようなハンガーだと尚良いでしょう。
■スカートやズボンを出品する場合の売れるコツ
スカートやズボンはハンガーにかけるよりも、床面に置いて撮影するのもコツです。
普通のハンガーにかけるとウエスト部分がせり出したりハンガーの形が出てしまったり…ロングスカートの場合は更にシルエットが出にくく、見た目が良くありません。
スカートやスラックス用のクリップ式のハンガーならば良いかもしれませんが、出来れば床面での撮影の方がスカートをキレイに広げることができます。
■靴を出品する場合の売れるコツ
靴を綺麗に並べて正面から撮るよりも、ちょっと斜めから撮ると見た目が良くなります。
ブーツ等の場合は手前片方の爪先を少しずらして撮影するなど、ヒールやかかと部分多面的に見えるようにすると良いでしょう。
メルカリ出品で売れるコツ2
■キーワードをたくさん盛り込む
メルカリで商品を探すときは、カテゴリ検索とキーワード検索があります。
1つのキーワードを入れても、他のブランドの商品が表示されることが多々あります。
これは、キーワードが商品名と商品説明の両方に反応しているためです。ということは、商品名と商品説明により多くのキーワードを入れることによって、出品商品が多くの人の目に触れる可能性が高くなることになります。
例えばナイキのスニーカーを出品するときには、商品説明に"プーマやニューバランス・アディダス好きの方にもオススメです"と書いてみるのもコツです。そうすると、ナイキ以外で探しているユーザーの検索にもひっかかるというわけです。ただし、キーワードの羅列はメルカリの禁止行為になります。
ちなみに、全く関係がないカテゴリへの出品も禁止行為です。他のユーザーからの通報を受けるかもしれませんし、悪質な場合にはペナルティを受けることもあります。
そして新しく、商品説明のときにハッシュタグを付けられるようになりました。検索ワードというよりは、同じ商品を探すときに使われるのかなと思います。ハッシュタグをつける場合でも、関係ないワードだったり、数が多すぎると削除対象になる可能性がありますのでご注意下さい。
メルカリ出品で売れるコツ3
■相場を把握!「SOLD」から売れた価格をチェック
ネットオークションとは違い提示された価格で即購入ができるメルカリでは、値段が売れるかどうかを左右してきます。
高いと全く売れませんし、逆に安すぎると出品者が損をしてしまいます。そのため妥当な価格で販売するのが鉄則のコツとなっています。そのような販売しやすい価格を知るためには実際に検索をしてみれば良いのです。
検索窓にキーワードを入れて探せば、同じ商品か類似商品が表示されます。その中で、「SOLD」になっている物の価格をチェックしましょう。もし妙に高い商品があったら、内容を見てみます。もしかしたら複数購入していて、まとめた値段になってることもあるからです。
メルカリ出品で売れるコツ4
■送料は出品者が負担する
手渡しが禁止行為になっているメルカリでは、購入された商品は何らかの方法で送ることになります。そのときの送料は、出品者が負担するのがコツです。もともとメルカリにおいては、出品者が送料を負担することで、購入者からすれば送料無料にしている場合が圧倒的に多くなっています。そんな中、送料を購入者に払ってもらうようにしてしまうと、売れにくくなります。しかも、着払いで送るしかないので送料も高くなり、他の商品を探すユーザーも出てきてしまいます。
出品者が負担するといっても、メルカリ便ならば通常の配送料金よりも安く設定されています。しかも匿名配送が使え、追跡や補償もありますから安心の方法といえます。
メルカリ出品で売れるコツ5
■出品の時間帯
メルカリに出品をした商品は、順番にタイムライン上に上がってきます。スマホやタブレットの場合にはトップページに新着が出てくるので、そのタイミングでより多くの人に見てもらえば購入につながる確率も上がります。
メルカリでの取引が活発になるのは、お昼の12時と夜の10時頃だといわれています。
ランチタイムは食後に見る人がいますし、夜はゆったりした時間にメルカリを見る人がいるからです。ということは、この時間帯に商品をアップするのがベターなコツといえそうです。
ただし、必ずしもこの時間帯に出品する必要はありません。子ども服の場合には小さい子どもがいるママさんが買うことが多いので午前中がいいかもしれませんし、もしビジネスパーソン向けの物ならば、通勤時間帯を狙うのも手です。買い手のターゲット層の生活スタイルを創造し、誰が買うのか? を考えながら出品時間帯を決めると、すぐに売れることも結構あります。出品時間のコツは頭に入れておきましょう。
メルカリ出品で売れるコツ6
■お値下げ交渉には応じる
メルカリの特徴のひとつに「お値下げ交渉」があります。その名の通り、購入を検討しているユーザーから値段を下げてほしいという依頼で、出品者はできるだけ受けるのもコツです。多少値段が下がったとしても、売れた方がいいからです。中には、いきなり半額など極端なお値下げ依頼もありますが、その場合には断っても問題ありません。
メルカリ出品で売れるコツ7
■同じジャンルの商品を続けて出品する
メルカリのユーザーは、商品を複数同時購入することで値下げしてもらえる可能性が高いと分かっているので、他の出品物を見ることが多くなります。そのため、同じジャンル、類似しているジャンルの商品は、続けて出品するもコツです。そのほうが買われやすくなります。
数点をまとめて1度に購入される方は結構多く、"2点購入をするので値下げをしてもらえませんか? "というお値下げ交渉が伴う事が多いです。それでも、別々のユーザーに購入してもらい、それぞれに送るときの送料を考えれば、ここでお値下げ対応をした方が若干お得になるのです。
メルカリ出品で売れるコツ8
■再出品をしてみる
一度出品をしても、なかなか売れない場合には、再出品するのもコツです。いったん出品を取り消すことになりますが、新しく出品することで商品が画面の上の方に表示されるようになります。
出品をしたままで何もしないと、他の商品に埋もれてしまいます。特に商品が多いジャンルになると、スクロールを何回しても表示されないほど下の方になってしまい、これでは見つけてもらえません。売るためには、まずは出品商品を見てもらう必要があるので、様子を見ながら3日~1週間程度で再出品をするのがオススメです。
参考記事:メルカリの再出品 いいね!はどうなる?やり方とコツ
メルカリ出品で売れるコツ9
■取引マナーを守って評価を下げない
購入を検討しているユーザーは、出品者の評価を必ず確認します。そこでマイナスの評価があると取引が心配になり購入につながらなくなるので、評価を下げないようにするのもコツです。期日までに発送する、購入者に連絡をするといったマナーを守っていればマイナス評価がつくことはほとんどありません。
でも、私たちは人間なので何らかのミスをするかもしれません。その場合でも誠意を持って対応すれば相手も「悪い」の評価を付けないことが多々あります。自分のミスを認めて最後まで丁寧に対応すれば、相手も理解してくれます。
メルカリ出品で売れるコツ10.
■発送までの日数を1~2日にする
発送までの日数は1~2日に設定するのがコツ。発送までの日数にもコツがあり、日数は早ければ早いほど売りやすくなります。
出品時に日数を設定するのですが、1~2日までにした方が他の設定よりも40時間以上早く売れるのです。これは出品画面に表示されているので、メルカリの公式なデータに基づいているのでしょう。確かに使う日が決まっていたらすぐにでも送って欲しいと思いますから、出品者からの発送タイミングが早い商品を選ぶのも納得です。
メルカリで売れている商品の約半分は、出品から24時間以内だといわれています。そのくらいスピーディーな市場ともいえますが、逆に考えればいかに短時間で売るかがカギになりそうです。そのためにもこちらでご紹介した10個のコツを基本にメルカリ出品にチャレンジしていただきたいと思います。
それでも売れないときには…
出品した後でいろいろな手を使って工夫をしても、どうしても売れない! ということもあります。そんなときにはキャッチーなワードを入れてみましょう。
■「期間限定価格!」「週末セール」などお得感を出す言葉
商品に「いいね!」がついている場合、少なくともその商品に興味を持っている人がいることになります、もう少し安くならないかなと思っていることも多々あるので期間限定で少し値段を下げます。そのとき出品商品のタイトルに「期間限定値下げ!」などキャッチーな言葉を入れるのも有効的です。
今なら安く買えると思えるので、すぐに買い手がつくこともあります。
■送料負担を変える
もし発送方法で「着払い」を選んでいるのであれば、それが売れにくい原因になっているかもしれません。送料を出品者が負担するように変更してみましょう。送料負担の分、多少なり販売価格が上がっても問題ありません。
■他の出品者の商品の価格を見直してみる
出品している間に、商品の相場が下がってしまうこともあります。そうなると自分の商品の価格が高くなってしまうので、買い手がつかないことも。定期的に相場の見直しをしてみるのもおすすめの方法です。
出品商品が売れると嬉しいので、色々工夫しながら楽しく断捨離できると良いですね。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
親切とまごころ 吹公社