私の子どもたちが胃腸かぜ(ノロウィルスを含む)にかかったときの、お医者さまの指示に基づいた治療法です。胃腸かぜにかかると、水を一口飲んでも、激しく吐き戻してしまいます。体力の消耗、脱水症状の心配、そして、嘔吐がおさまらないと薬も飲めないので、まず嘔吐を止める処置をします。受診して、処方していただいた吐き気止めの座薬をお尻から入れます。30分ほどたってから、少量の水分をとらせ、吐き気がおさまったのを確認してから、処方された薬(抗生物質・つらいときは熱さましなど)を飲ませます。つらい症状が落ち着いてくると、子供は、喉の渇き、空腹を訴えますが、ここで一気に胃を充たしてはいけません。半日くらいは、口を湿らす程度の水分をとりながら、様子を見ます(子供に少しだけよ、と言って水分を与えても、一気にごくごくと飲んでしまうので、私は、スポーツ飲料の氷のキューブなどを作り、ゆっくりなめて、溶かそうね、と言って与えます)。嘔吐が収まり、下痢が始まったら、少しずつ消化のよい食事を取り始めます。

たいてい、最初の食事に、りんごのすりおろし・バナナをつぶしたものなどを与えたあとに出社します。その際、義母に、次の回の食事から、食前30分前に吐き気止め・消化によい、軽い食事・食後の薬をお願いするのですが、もう顔色も良くなり、おなかすいたーというかわいい孫に、いきなりでかいおにぎりなどなど、、与えるのを、出社直前に目撃します。


不協和音を奏でる私の演奏:

子供に向かって大きい声で(義母に聞こえるように)、「吐き気止め取りながら、そんなに急にたくさん食べたらだめでしょー。急にいっぱい食べるとね、消化するほうに元気がとられちゃって、ばいきんさんと戦う元気がなくなっちゃうんだよー。わかった?」