私が無症状にも関わらず発見できたのは、やはり母が同病だったから。

当時のかかりつけ医は「膵臓癌の遺伝はエビデンスがない」と言っていたのも疑わしい。



入院中のICの時に、義弟が現主治医に「姉はパネル検査を受ける対象か?」と質問した時、主治医は

「すいかさんはお母様が同病なので、する価値はあると思う」と答えた。



後日、主治医から改めてご案内があったので、申し込む事にした。


【用語】

ゲノムとは、遺伝情報の全て。

がんとは様々な遺伝子の変化が積み重なってがんになる。

がん遺伝子パネル検査とは、がん組織からDNA等を抽出して遺伝子の変化を調べるもの

【パネル検査の目的】

遺伝子を調べ、合った治療法を選択する



今、私は標準治療開始したばかりなので遺伝子治療の保険診療対象外だが、最後の切り札としてとっておきたい。



ただね、膵臓癌については、まだまだ報告数が微々たるもんなのよ。

パネル検査の結果、治療に結びつくのは10%(全がんのね)



大学病院で検査をすると、保険診療で132,000円かかる。例えば私に遺伝子が見つかった場合、息子たち、妹を調べようとしたら、白血球が検体として使われる。採血のみの検査で、保険適応外なので、30,000円かかる。



私は入院中にすでに細胞をとっているので、もう大がかりな採取はない。



どんな結果が出ても、私のこれからの人生には影響はそれほど無い。

治療の選択肢が増えるといいな、と思っている程度。



結果は2月29日。



え?今年って•••



うるう年?



と言ったら診察医

「そうですよ!うるってるんですよ!」だと。

ノリがクセ強め。