サポートでは話にならないので、秋葉原のソニーサービスステーションにデータを持ち込んで、目の前で一部の写真が青くなってしまう現象を実演してきました。
結果、サポートでは原因が分からず、工場でも原因が分からず(ここで一度カメラを見せて欲しいと言われたので、カメラを持って行ったが、モチロン異常なし)、設計部までエスカレーションして、ようやく原因に辿りついたそうです。
原因は、ImageDataConverterの・・・
仕 様
とのことでした。(あくまで、設計不良やバグではないと言いたいらしい)
で、どんな仕様を元に正しく動作した結果、あのような写真になったのかというと・・・
グレー点指定でホワイトバランスを調整した結果を保存すると、ホワイトバランス値ではなく、グレー点を採取した座標を保存する仕様になっているそうです。
なので、この調整結果を(そこにグレーなど写っているはずもない)別の写真に適用すると、同じ座標のとんでもない色値でホワイトバランス調整を行うため、色がぶっ飛んでしまう、という事でした。
ソニーの設計部でも、この仕様は実際のユースケースにマッチしないことを認識されたそうですが、恐らくこの仕様は永遠に変わることはないでしょうね・・・データの互換性がなくなりますから。
という訳で、ImageDataConverterでは、グレー点指定のホワイトバランス調整は「無理」ということが分かったので、今後は色温度指定で適当に合わせるしかなくなりました。
そうして現像したのが、今回の写真です。
久しぶりに、初音ミクのまともなフィギュアが出ていたので、取ってきて、撮ってみました。(ややこしい)
最近のミクさんは変な顔ばっかりでしたので、取る気も撮る気も起こりませんでした。
久しぶりの撮影だったせいか、写真に妙な空間が空いてしまったので、今回はトリミングしてしまいました。
ちょっと間を空けただけで、撮り方とかすっかり忘れてしまうのは、仕事が忙しいせいではなく、私の頭のデキが原因でしょうね。
どこかのページで紹介されていた、「ゴゴゴゴッ」をやってみました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141005/19/suika7th/4d/34/j/o0800053113088551293.jpg?caw=800)
あまり、うまくいかなかったようです。