銀行で
ニュージーランド人は日本人と比べてかなりリラックスした生活を送ってるんじゃ、と思う。
と言うのも、とある日、銀行へ行った。
やることがいっぱいあって、ひとつのことが終わったら次はこれ、というようにわりと長くかかった。
NZ人はめんどくさがりだし、いやな顔されたらいやだなぁ、待ってる人もいっぱいいるし、なんて思いながら次々と銀行員にこれもやって、なんて頼んでいた。
でも彼女は全然いやな顔せず(当たり前だけど)、でも急ぎもせず(っていうかかなりゆっくりと)仕事をこなしていた。
そして、聞いてきた。
「ねぇ、あなたお茶飲む?」
え・・・何で?と思いつつ飲む、と答える。
「中国のお茶でダイエットに効くのがあるって聞いたんだけど、知ってる?」
そうきたか・・・。そのとき彼女は私のパスポート見てたから日本人だってことはわかってたけど、お茶飲むらしいし、知ってるんじゃないかと思ったのでしょう。
「え~と・・・ダイエットに効くらしいお茶は知ってるけど、あなたが言ってるのと一緒かはわかんない。」
だって、中国にはお茶いっぱいあるし。
でも、彼女はとーーーーーーっても知りたかったらしく、とりあえず減肥茶を教えておきました。
あと、烏龍茶。漢字と、読み仮名をふって・・・。
みたところそんなに太ってるようにも見えなかったけど、気にしてるらしい。
こっちでも減肥茶売ってるのかはわからないけど・・・
(ダイエット用のお茶がいいから烏龍茶は興味なしっぽい)
この話をしているあいだ、一応彼女はちょっと隣の同僚などを気にしてはいたが、本当にちょっとだけ、って感じだった。
日本じゃまずありえないな、と。
NZのこういうところ、好きなときともうちょっとしっかりちゃっちゃとして欲しいというときがある。
でも、このときは楽しかったです。
(もし自分が待ってる側、もしくは同僚だったりしたらきっとイライラしたでしょう)
こちら の話を読んでこのことを思い出したけど、ちょっと系統が違いましたね