板室温泉 大黒屋 | suihoenのブログ

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先日、ゴールデンウィーク前に板室温泉の大黒屋さんに2泊してきました。この旅館は、お一人様専用の部屋があり、夕食及び朝食が部屋食で宿泊料もそれなりなので、他ではお目にかかれません。

 

庭は手入れされており、目の前の那珂川も澄んできれいです。那珂川には、鯉のぼりがたくさん泳いでいました。

 

リーズナブルな値段なので、部屋食と言っても質素な食事です。豪華なメイン料理はありません。しかし、ダイエット中の私には十分な量で満足ですし、美味しかったですね。初日のお刺身はいまいちでした。夕食1日目。

 

朝食、フグの一夜干しは、ほんのり温かかったです。朝食は、副料理長が配膳してくれます。ネクタイをして礼儀正しい人で、必ず部屋のスリッパの向きを丁寧に変えてくれます。このしぐさを見ただけで、丁寧に料理も作っているということがうかがえます。好感を持てます。

 

2日目夕食。

配膳される料理は、2回に分けられます。懐石料理ではないので、一品ごとではありません。一品ごとだったら値段が倍にしないと合いません。

食べ終わった善は、廊下の決まった場所に下げることになります。フロントに電話すれば、下げに来てくれます。私は、部屋に入られるのはあまり好みませんので、自分で下げた方が合理的でよいと思います。

 

リニューアルした露天風呂は、ごらんのとおり解放感があり、とても良いですね。最後の桜がまだ咲いていました。源泉かけ流しです。循環のパイプがありません。

 

従業員さんは、年寄りと若人です。若い人は一生懸命働いているのが見受けられます。年寄りのおじいさんとは、話しが合いませんでした。まあ、そういうのもあるでしょう。

 

〈残念な点、改善を求める点〉

①古い建物であり、山に囲まれ日差しが隅々まで届くような作りではありません。そのため、廊下の一部がかび臭い。廊下なのであまり気になりませんが、廊下を歩くときは気になりますので、もうちょっと何とかしてほしいですね。

 

②夜の8時過ぎにお風呂に入ると、勤務が終了した従業員が入ってきます。もちろん風呂に入ることを禁止する必要はありません。1日目は、この従業員が1人だったので問題は少なかったですが、2日目は従業員2人が内風呂に入ってきました。私は、露天風呂にいたのですが、大きな声で談笑しているので、酔っぱらった客が2人で風呂に来たと思いました。

 

しばらく露天風呂で我慢していました。内風呂に入らず出ることにして脱衣室に向かい、タオルで汗をぬぐっていると、くだんの2人が風呂から上がり脱衣室に来ました。宿泊客がいるのに大声でしゃべっています。レベルが低く残念です。しかも料理長の名前を大声で話していたので、板場の人間だとすぐにわかりました。

 

脱衣籠を見ると浴衣ではなく普通の服でしたし、バスタオルを持っていません。スリッパではなくサンダルともう片方は靴です。

 

さらに、脱衣籠は、一番良い場所を使っています。少なくても一番良い場所は、宿泊客に残しておくべきだと思います。がっかりな板前二人です。このような板前を管理できない旅館も正直がっかりです。〈和食の板前は、本当に人出不足ですかからね〉

 

知り合いの旅館の経営者にこのことを話したら、「それはだめだね。当社は一通り教育するからそのようなことはないね。大黒屋さんは、歴史ある旅館だけど残念ですね」と言っていました。

 

そうはいっても、指導すればこのような行為はすぐに直るでしょうから、今度宿泊するのが楽しみです。

 

③一人部屋は、古い建物なので、廊下を歩くとギシギシ音が鳴ります。そのため、シングルベットが廊下側に頭があるのでこれを足にして寝たほうがよく眠れます。2日目はそうしたら快適でした。

 

④トイレが引き戸のため、隣の人が夜中にトイレを開けた時、と閉めた時にバタンという音が結構聞こえて、目が覚めてしまいます。やっぱり眠りが浅いのでしょうね。

 

やっぱり、自宅が一番だと思える旅でしたが、リピート率は、80%で、また行きたいと思います。