20~30代の諸君
今回は「美容院」についてだ

それぞれみんな、行きつけの美容院ってあるだろう?



…えっ?
俺は毎回変えている?
あたしは自分で切ってる?

うるせーハゲども!停電に備えて寝とけ!


と、論旨に合わない人達を無理矢理除外してから話しましょう


私にも行きつけの美容院があり、担当さんがいました
白を基調とした店は、こじんまりとしていて、80年代のジャズが控えめに流れており


・落ち着いた店、スタッフである
・料金がお手頃
・髪型もオーダー通りになる

という事で行きつけになった

たくさんの思い出もある
最初は緊張して、入店前すでに紫色のTシャツがワキ汗ビッショリになり

「走ってきたもんで」

と、勝俣+加藤鷹ばりの油汗臭い表情になりながら言い訳をしたり、

入店するや否や、

「とにかくパーマで」

と機嫌悪いデーブ大久保みたいな声で意味不明なオーダーをしたり


そんな私を受け止めてくれたこの店も
先月、ついにCLOSE…



ただ私の髪は伸び続ける

やむなく、近隣にある美容院へ


こちらは前述の店とは異なり、角立地であり活発な雰囲気で結構賑わっている

ヨネスケばりのアポ無しで突入すると、

爽やかなイケメン美容師がズラリ
同時に、臭そうな中年男性客がズラリ



あれっ場外馬券場に来ちった…
と思いながらも受付を済ませ、席へと案内される


いや、もしかしてアデラ●スか?それとも…と考えているうちに担当が来た

小堺一畿と野村沙知代が合体したあげくキムタクと北川景子の息子だったようなイケメンだ

「こんにちは!当店は初めてですか?」



無駄に強がる私
「いや、前に数回。」


「なるほど!じゃあ、今日は顔剃りどうします?」








えっ?


顔…剃り?




それって、赤と白と青のアレがウインウイン回ってる店でしかやらない高等技術だろ?
いつか嗅いだ、君の親指-NoName_0255.jpg

何でここで…まさか……







店外にチラッと目をやる


入口にウインウインは無い




でかい県道と一通の道路が交差するこの店、入口はもちろん県道側だ













一通側にウインウインあった

いつか嗅いだ、君の親指-NoName_0255.jpg


あっ、ここ…

床屋だ