映画に酔う『向日葵の丘ー1983年・夏ー』 | ジャッキーの酔発見

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東京で売れないシナリオライターとして働いている主人公が、高校時代より疎遠になっていた友人から病気で余命があとわずかだという知らせを聞いて、過去の苦い思い出を引きずったまま一度も帰っていない故郷に30年ぶりに帰ることになり、当時の友人たちと再会、昔を懐かしみつつも悲しい現実と向き合っていく、といったストーリー…。



主人公多香子を常盤貴子さん、その病気のクラスメートみどりを田中美里さん、もう1人のクラスメートエリカを藤田朋子さんが演じ、その高校時代を芳根京子さん、藤井武美さん、百川晴香さんが1983年を舞台にフレッシュ感溢れる演技で当時の世界観を表現してくれています♪


観ていてどこか懐かしく、忘れてはいけない何かがこの映画にはしっかりメッセージとしてあったのを感じ、自身のその当時と現在を重ね合わせて思わず観入ってしまいました。



実はこの映画、撮影現場のほとんどが島田市で行われ、映画の随所に見たことのある風景やお店が使われ、映っているんです(実名のまま使われているお店多数)
映画鑑賞後、早朝のジョギングついでにちゃっかり撮影場所を周ったりしてきちゃいました(笑)
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なんと!このブログでもご紹介したことのある、あの〝中屋〟さんもお店が撮影現場にガッツリ使われていましたぞ!(;゜0゜)
(個人的には酒場のシーンが見たかったけど(笑))

ひまわり畑に登る階段は、あの河川敷のマラソンコース〝リバティ〟のものだということは、あっしにはすぐに気づきましたぜ(笑)



島田市出身で最近では「島田市ふるさと大使」を委嘱された別所哲也さんも、故郷に錦を飾るかのようにいい演技で華を添えていました♪
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(〝広報しまだ〟より引用させていただきましたm(_ _)m)

劇中の映画館〝かもめ座〟の館長役の津川雅彦さんも、いぶし銀のいい演技が光っていてその言葉のひとつひとつに重みがありました。


当時の昔よりはるかに便利になり、物が溢れている今の世の中…。
しかし、活気や希望は溢れていると言えるでしょうか?





『物は幸せにはしてくれない…。』





劇中のこの言葉が自分の胸に深く深く突き刺さりました。



観ていてなんだか切なくもあり、しかし、心がほっこり暖かくなったとてもいい映画でした(o^^o)
まだ上映中ですのでまだ観ていないみなさん、よかったら劇場に足を運んでみて下さいね。




あ~、映画はいいよなぁ~☆