2012/03/27
３月も末を迎え、筑波山にも早春の花シーズンが到来しました。明るい沢沿いの湿地には、ハナネコノメ（下写真）が花盛り。４月に入ると、カタクリやスミレ、キクザキイチゲなど、可憐な草花が見られるようになります。
花が豊富な筑波山では、以前から植物の盗掘が度々発生しており、県外の園芸店などで販売されているという情報も入っています。そこで、自然保護と観光資源保護の観点から、関係者による一斉パトロールを実施する予定です。
筑波山は全山が国定公園の保護地域となっており、許可なく採取することができない植物（指定植物）がカタクリをはじめ１２４種類あります。また、特別保護地区内では、すべての動植物が採取禁止となっています。
筑波山で、植物を採取している人や、採取した植物を持ち歩いている人などを見かけられた場合は、県環境政策課（029-301-2946）へご一報ください。