ホラー「 ほんとにあった怖い話 同窓会の知らせ 」 | カボチャ叔母さんのひとり言

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「 ほんとにあった怖い話 」 は投稿者から送られてきた手紙を再現したものです。
たくさんある話から1話をまたご紹介したいと思います。

 

 

『 同窓会の知らせ 』 は、ある女子大生達の体験を描いています。

 

 

 

高校卒業後、美大を目指したが受験に失敗し、普通の大学を受けるため予備校に通っていた投稿者。
ある日家に帰ると留守電が入っていてたので聞いてみると、子供のような声で小学校の同窓会を開くと言う内容と、日時と場所がメッセージに残っていた。
そこで久しぶりに小学校時代の友達に電話をして、同窓会当日、2人で一緒に車で行くことにした。
久しぶりの再会を喜び、電話で指定されていた同窓会の場所へと車を走らせ始める。
カーナビに近い場所を入れてそこへと向かうが、着いた場所は山道の中にある霊園だった。
お墓が同窓会の会場な訳がないと、もう一度カーナビを入力しなおしてみようということになるが、着いた先はやはりさっきの霊園で、気味が悪くなり引き返そうとしたが、今度は山から出られなくなってしまった。
そこでふと、同窓会なら普通案内状が届くはずなのに、なぜ電話だったんだろう、そしてあの留守電の声は誰だったんだろうと疑問に思う。
そして友人の携帯の留守電に残っていた声をもう一度聞いてみることにした。
すると最初は投稿者の留守電と同じ声で、同じ内容のメッセージが残っていたが、聞いていると次第に 「 痛いよ…痛いよ… 」 という声が聞こえてきた。
そしてふと窓の外を見てみると、森の中に頭から血を流している少女が立っているのを見つける。
少女は 「 痛いよ… 」 と呟きながら近づいて来て、怖くなった2人は車で走って逃げ出した。
なんとか山から逃げたが、持って来た小学校時代の写真を見てみると、そこにさっきの少女が写っているのを見て、少女が自分達の同級生だったことを思い出した…。

 

 

 

 

『 恐怖幽便 』 は短いのが多いですが、これは20分くらいの少し長めの話でした。
短編には違いないですが、5分もしない話もあるので、それに比べると長い方かな、と。

 

 

小学校時代に事故で死んだ少女が、自分を忘れて欲しくないと投稿者達にメッセージを残したと言う話です。

 


怖いと言うより、切ないです (´・ω・`)

 

 

忘れられてしまうのって辛いですものね…私はここにいる、私はまだここにいる、そう伝えたい気持ち、分かる気がします。