今日は、乳癌の手術に向けて受けた検査の結果説明の日でした。
日頃は面の皮の厚さで定評のある私ですが、さすがに朝昼は食欲がなかったです![]()
午前中に仕事をやっていても、何となく手が止まって「どうかな…」と、考えてしまう始末。
結果を聞くまではどうしようもないって分かってるんですけどね💦
午後、病院の近くで夫と待ち合わせをして、およそ一ヵ月ぶりの主治医の先生と再会を果たしました。
目の前には書類の山。
「まずは検査の結果からお話しますね。」
きびきびと話す女医さんの言葉に固唾を飲みました。
心電図、血液検査、尿検査、肺機能、MRI、CT、骨シンチ…。
心電図で不整脈が引っかかって「風邪が原因だったかもしれないし、ストレスで出る事もありますから自覚症状がなければ心配しなくていいかもしれません…が、手術前なので念のため精査しましょう。」と、心エコーと循環器科の予約を入れられて、いきなり心にダメージを食らいました。
そして、画像診断の結果、大きさは約2㎝
骨や内臓への転移はなし![]()
遺伝子検査も陰性![]()
癌の性質も大人しめ![]()
「摘出してみないと正確には分かりませんが、現状では脇のリンパへの転移が見られないのでステージⅠかⅡaと考えています。」
「はい。」
一番欲しかった言葉を貰えて、正直言って膝が震えました。
「手術では癌から2cm離れた部分を切除しますので、単純に言うとMAXで6㎝抉ります。」
手術中に乳房の脂肪を集めたりしますが胸の形は変わります…これはもう、努力しますが…、としか言えません、と言われました。
「手術の前日に胸のこの辺りを切る、というマークをさせてもらいます、その時にもう少しお話できると思います。」
「よろしくお願いします。」
「不安はありませんか?」
「癌をきれいに取ってもらうのが一番だと思っています。」
正直な気持ちを伝えたところ、「下着をつけたら分からない位には出来ると思います。」と言われて、安心しました。
「以前は乳癌の手術の時には脇のリンパ節を切除していましたが、今は、手術中に脇のリンパ節を一部取ってセンチネルリンパ生検という検査を行って、リンパ節の中の癌細胞の有無で取るかどうかを決めています…現行では転移は見られませんが、これはやってみないと分からないです。」
転移の有無とかは手術中に執刀医と病理の先生で話し合うそうで、やっぱり癌の手術はすごいなと感心するだけでした。
もしも脇のリンパの摘出(廓清)までやったら今後は左側で重いものを持ったり出来ないし、色々な合併症の可能性がある事を説明されて。
「脇のリンパ節の廓清だけでなく、乳癌の手術の後は生活が大きく変わります、温存術の方は放射線治療が必要ですし、ホルモン治療も長くかかります。…その間は当然副作用もあるし、精神的な辛さもある事を家族さんにお伝えしたかったんです。」
先生…いい人!!
そう思っていたら。
「生きるための手伝いなので、しっかりやります。」
夫も良い人だぁ!?
こんな時には自分がそれほど『善良』ではない事が気になりますが、その辺はこれからの人生で何とかしたいと思います。
「では根治に向けて、治療を始めましょう。」
クリニックの初診から1ヵ月半、ようやくここまで来られました。
多分これからの方が大変でしょうが、早期で見つけられたからもらえた『根治』という目標なので、精一杯頑張ります。
それから、入院日と手術日にやる事、手術の流れ、術後3時間は絶対安静になる事…それ以降はある程度の自由が利く事などの説明を受けました。
そう言えば入院は術前1日、術後2日なんですよ。
結構短いよねと思っていたんですけど。
「皆さん翌日から普通に過ごされますね、中には病棟から姿が見えなくなったので慌てて探し回ったら売店まで行ってた方もいて…予後の事もありますから自己判断で動き回らないで下さいね。」
皆さん元気…。
それは術後2日で退院する訳だ、と納得しました。
最後に先生から。
「乳癌と言われた時から、ご自身では気が付かなくても心はダメージを受けていると思います…癌はそういう病気なんです。」
長期戦になりますから楽に過ごせる工夫をしてください…不安な事があれば何でも聞いてくださいと、言って頂いて、今回の診察は終わりました。
夕方近くの予約だったからなのか、一時間近くお話してくださいました。
それから夫と街を歩いて。
「晩飯、餃子食べたくない?」
「あ、いいね。」
という訳で、帰り道、王将で餃子とビールで乾杯しました。
朝から食べれてなかったから、餃子と回鍋肉が沁みました![]()
「今はまだ治療が始まってないから何ともないし、ピンと来てないけど、手術して放射線やらホルモン療法やらが始まったら泣き言を言うようになるんだろうね。」
とりあえず、今のうちから謝っておこうとする私に。
「老後の遊び仲間がおらんと困るから、頑張って。」
良い人ムーブを続ける夫。
「ビールまだ飲む?」
「『間質性』の方で、ビールは1杯でやめないと痛くなる。」
「あー、色々大変やね。」
「去年は病気の当たり年だったよね。」
どっちも長く付き合うことになると思うけど、いつかは克服したいと思いつつ久しぶりに悩みから解放された楽しい時間を過ごしました。
ご心配頂きましたが、目標は緩解ではなく根治になりました![]()
治療が始まったら泣き言を言うかもしれませんが、初期の乳癌の治療について綴っていきたいと思います。
よければ、お付き合い頂けたらありがたいです。