3月15日(月)

 晴れ。気温20度。

 昨日は、「来週は桜がさきそう・・」とこの「流れゆく日」に記したが、すでに昨日、東京でも桜が咲いていた(「標本」木とかで5輪以上咲くと「咲いた」と発表するんだよね・・)。

 3月14日に東京で桜が咲くのは2度目の「史上最速の開花」らしかった。

 今日は新聞の休刊日。(お酒を控えるのは休肝日)ふだんじっくり読むわけではなく、パラパラとめくるだけだがその新聞がないとなると、なんだかなぁ・・という感じ。

 ブログ「60歳からの『悠々』生活!?」投稿。夕方、スーパーへ。帰りに、いつもの場所でジョウビタキを見る。やっぱり付近を縄張りにしているようだ。

 昨日から始まった大相撲を見る。(今日から15日間)楽しみだ。

 5場所ぶりに土俵に戻ってきたという白鵬に注目する。

3月16日(火)

 晴れ。

 7時起床。スクワット、肩甲骨まわし、腹筋、腕立てふせ、アキレス腱のストレッチ。

 9時から12時まで麻生市民館大会議室で社交ダンス。ワルツの新しいステップ。

 (???・・。脳が刺激される? 疲れる? どっちも?・・・)

 有隣堂へ寄り『ふしぎな社会』橋爪大三郎・ちくま文庫/『向田邦子ベスト・エッセイ』向田邦子 向田和子編・ちくま文庫/『70歳からの人生の整え方 「自分のリズム』で元気に生きる!」桜井秀勲・きずな出版/。

 喫茶店・ベローチェで休憩しながら読みかけの『わたしのおひとりさま人生』を読む。

著者は40代の頃からイサドラ・ダンカンという人を人生の師とし、生き方の目標にしていた。

 著者によればイサドラ・ダンカンは「モダンダンスの始祖として、20世紀のはじめに舞踏の世界に革命をもたらした人」。「素足で踊ったイサドラはダンサーとしてだけでなく、革命家でもあった。保守的で慣習にとらわれて生きていた女性たちに、自由に生きることを行動と言動で示した勇敢な女性だったが、見た目はソフトで、ナチュラルで女神のように美しい人だ」(った)。

 しかし著者はその師の姿を自分の中でいつの間にか消してしまい、50歳を過ぎてからは、「美や芸術の世界から離れ、自分の将来、つまり自分の老後にしか関心のない自己中な現実的な人間になりさがっていた」と振り返っている。まじめな方である。誠実におのれの来し方を告白しておられる。「自分の老後にしか関心がない自己中な現実的な人間」・・・。 自分も少しばかり当てはまりそうで耳の痛い話である。 

 今日は今年一番の陽の明るさと暖かさだったと感ずる。まさしく春爛漫の陽気だった。・・けれど・・。

 ミャンマーの人権団体、政治囚支援協会が国軍側のデモ弾圧による死者が昨日までに計183人に達したと発表。クーデター以降最悪の流血となった14日の死者は74人にのぼり、犠牲者には15歳の少女も含まれていたという。武力弾圧をやめさせるために国際社会の一致した取り組みが求められている。

 白鵬が膝の故障で休場する(場所前、膝に溜まった水を注射器で何本も抜いたというから壮絶)。5場所ぶりに出場した今場所は昨日まで2連勝していて、「土俵がしまった」と言われたばかりだったに残念。

3月17日(水)

 「ラジオ深夜便」“宮川泰(みやがわ ひろし)作品集”。「ふりむかないで」(昭和37年・ザ・ピーナツ)「ウナセラディ東京」(昭和39年・ザ・ピーナツ)「何も云わないで」(昭和37年・園まり)「青空のゆくえ」(昭和44年・伊東ゆかり)「涙のかわくまで」(昭和42年・西田佐知子)他。・・・それらは中学・高校の頃に聴いていた曲だが「宇宙戦艦ヤマト」(佐々木功)・昭和49年は息子が生まれた年だった。

 スクワット、肩甲骨まわし、腹筋、爪先立ち、横隔膜運動、腕立て伏せ。

 ブログ「自分と『仲良く』生きる」投稿。コロナを恐れ映画館で見ることができなかった『カツベン!』(周防正行監督)を息子が借りて来てくれたDVDで見る。期待していたわりには残念だった。ドラマと「活弁」(活動弁士。無声映画の時代、映画の筋の展開に合せ、声色などをつかってその内容などを説明することを業とした人)の時代(昭和10年頃以前)がシンクロしておらず感情移入が難しかった。

 同性どうしの結婚が認められないのは憲法で保障された「婚姻の自由」や「平等の原則」に反するとして、北海道の同性カップル3組6人が国に賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁(武部知子裁判長)が、法の下の平等を定めた憲法14条に違反すると認定する。

3月18日(木)

 ブログ「再訪・遥かなるシネマ」投稿。陽がさしているうちにスーパーへ。マヨネーズが切れているから買わなきゃ、と思っていながら・・・。(今度は行く前に、メモして行かなくちゃ・・)

 いつものようにテレビで大相撲中継を観戦。先場所から注目し始めた2力士の「明瀬山」と「翠富士」。両方とも今日も負ける。「翠富士」はまだ20代だが、「明瀬山」は35歳。しっかりとこの眼に焼きつけておかねばと思う。体つきが「パンの生地」のようだとその風体を例えた方がいらしたようだが、「・・たしかに」と(例えに)感心する一方で、小生は、失礼ながら「・・お腹はまるでヨーダ?・・」と感じた。

 ボイストレーニングに行くのをサボる。(教室には電話し、Iさんにはメールする)

 音楽教室での講師や生徒の楽曲演奏に対して日本音楽著作権協会(JASRAC)に著作権料を支払う必要があるかかが争われていた訴訟の控訴審で、知財高裁(菅野雅之裁判長)は生徒の演奏には著作権が及ばず、JASRACに著作権の請求権はないとの判断を示す。 

3月19日(金)

 晴れ。暮れに買ったシクラメンが2度目の花を咲かせている。まだ元気なポインセチアや植木に水をやる。洗濯。ブログ「『中年』の研究 ―中年をどう生きるか」投稿。

 入浴。ピアノ・レッスン。スーパーへ。

 夜、「日本アカデミー賞」(日テレ)を1時間ほど見た後、創作テレビドラマ大賞受賞作だという「星とレモンの部屋」(NHK)を見る。いじめがもとでひきこもるようになった女性(夏帆)と、やはりひきこもりの男性(宮沢氷魚)が人と関われない苦しみを描く。

3月20日(土)

 5時過ぎ目覚め「徳光和夫 とくモリ! 歌謡サタデー」(ニッポン放送)。ゲストは歌手の西田あい。鹿児島県姶良市出身。「徳光和夫の名曲にっぽん」(BSジャパン)のMCもしたことがあるという。高校の時にニュージーランドに留学するも、学校で歌を歌った機会にスタンディングオベーションを受けて以来「歌手になろう」と帰国。平尾昌晃に見いだされ歌手デビューして今年で10年になるという。もともと歌謡曲ではない曲を志向していたが平尾昌晃に「君の声は昭和歌謡に向いている」「いつまで聴いても疲れない声」と言われたらしい。「サワコの朝」(TBS)野村万作×野村萬斎×野村裕基。コーヒーのコマーシャル「ちがいがわかる男」の万作さん。89歳になられたと言うが、お若い。その息子である萬斎氏のきびしい稽古に泣く3歳の頃の裕基さん。親子とはいえ師弟。狂言という伝統的社会の厳しさを見る。それはそうと、来週は「サワコの朝」が最終回という。別れの時は見慣れた番組にもあった・・・。

 寝床の中で先日買った『ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)の中の「父の詫び状」を読む。昔、単行本を買った記憶があるが、内容は記憶になかった・・・。

 父の客が家に来て酒を飲んで玄関に残した汚い吐瀉物。それをひび割れた母の手が始末しなければならないと思うと腹が立って、自分が爪楊枝を使ってキレイにしたという若い頃の体験が綴られている。

 「悪いな」とか「すまないね」と口では言わない(言えない)明治生まれの父は、後に手紙で「此の度は格別の御働き」と今でいえば上から目線で詫びたつもりのその言葉が“父の詫び状”ではなかったのでは?という話だった。「男社会」という言葉が言われるようになって久しいが、まさにその「男社会」の父の像が浮かび上がるエッセーだ。

 午後6時9分ごろ宮城県沖を震源とする地震がある。同県の最大震度は5強。当地でもかなり揺れる。気象庁は宮城県に津波注意報を出したが、さいわい到達はなかった。

 毎土曜に『男はつらいよ』を放映してきたBSテレ東。その「土曜は寅さん!SP“春だ!!寅さん祭り”を途中から見る。

3月21日(日)

 雨。

 「朝の小鳥」(文化放送)。西表島の“オサハシブトガラス”。「ボクらの時代」(フジ)松田龍平×市川海老蔵×広瀬すず。NHK「さわやか自然百景」。北海道の札内川流域の自然と生き物。礫(れき)河原が広がる。セグロセキレイはガガンボ(蚊に似る)の仲間の水生昆虫など餌にしている。オオハクチョウ、北極圏からきた貴重なハクガンなどが見られる。マイナス15度になると「けあらし」(気嵐)がたちこめ幻想的な景色になる。「特集 小さな旅」。これまで放送したものを “山の歌” として組んだもの。

 (1)北海道のニセコアンヌプリを頂点と連峰の麓の五色温泉(2)村の96%が山林だという宮崎県西米良村で林業にたずさわる人々(3)徳島県新野町の竹林を守る夫婦(4)2014年に大噴火した御岳山のその後を通して、山に励まされ、山と共に生きる人々の姿を伝える。

 「日曜美術館」(Eテレ)“ゴッホ 草木への祈り”(2020年2月の再放送)。

 父の職業だった牧師の道をあきらめ「神の言葉を種まく人になりたい」という気持ちで画家の道へ進んだゴッホ。そのデビュー作ともいえる「ジャガイモ食べる人々」。以後、印象派の影響を受け、「ひまわり」「星月夜」「「糸杉」へと画風が変化していく中、ゴッホは作者不詳の草を描いた日本の絵に導かれて、次第に、「草の芽のひとつに宗教を見つけた」という新たな視点を提出していた。

 「怪物エースを追いつめた夏」(NHK)。田中将大VS黒潮打線、ダルビッシュVS木田マジック、銚子商業対作新学院。・・・・高校球界のかつての“怪物投手”たち(田中将大・ダルビッシュ・江川卓)。そんな彼らを攻略して甲子園で打ち勝った記憶に残る試合のいくつかを、攻略に成功した当時の選手や監督、それに審判や新聞記者の証言をもとにそれらの試合を再現していた。雨で中止になった春の選抜高校野球中継の代わりに以前BSで放送したものということだったが、まるでドラマを見るようだった。

 夜はBSテレ東で映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』(2019年 山田洋次監督)を見る。

 1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除される。

3月22日(月)

 冬の間、すっかり花の命を終えたとばかり思っていたパンジーが花を咲かせる。紫、黄、そして薄い茶と黄の3種類。やはり思いがけなく少し前に咲いたシクラメンの開花と共に感動する。

 ブログ「60歳からの『悠々』生活!?」投稿。スーパーへ買い出しに。

 Oさんに資料をコピーして封筒を投函。夕方、鶴見川でツバメを見る。例年(5月~6月)より早いツバメの飛来だ。(気候が変わっているのか・・)

3月23日(火)

 晴れ。7時起床。身支度し、麻生市民館へ。春の陽気。道端にタンポポ、畑に菜の花。それぞれの黄色があざやか。ダンスサークル(最初は個人レッスン)。後輩がどんどんうまくなり、こちらを抜いていく・・・。

 ただ、べつにこちらは・・勝負しているわけでなく、“ボケ防止” にでもなればとヘラヘラ「遊び」でやっているだけだから「すごいねえ~」と顔はニコニコ。その代わり、上達はおぼつかない。

 昼はポカポカ陽気のベンチで、イオンの地下で買った398円の寿司と85円のワンカップの日本酒。若い母親と2~3歳の子供たちの、それだけで「愛と平和と幸福」を感じさせる光景に目をやりながら・・チビチビ。(10年前は小生も3~4歳だった孫の男児と共に同じベンチで、やはりイオンで買った弁当とおにぎりを二人で食べたものだった。その孫も4月からは中学3年生になる。・・時は過ぎゆく・・。)

 “年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず”・・という言葉が思い出される。・・花は年ごとに変わることなく咲くが、人の境遇は年ごとに変化していく。自然が変わらないのに対して、人の世ははかなく移りやすい、・・・という意味だそうだ。

 有隣堂で『辞書編集者が選ぶ 美しい日本語 101 ―文学作品から知る100年残したいことば』神永暁・時事通信社/『時代を撃つノンフィクション100』佐高信・岩波新書/『禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳』柳田国男・河出文庫/。 

 シャノアールで休憩。『辞書編集者―』の長い “はじめに” を読む。

 昼下がり、隣のYさんと久しぶりに対面。親しく会話を交わす。週に3度、透析を受けている闘病中の同世代。顔色よく、安心する。Oさんから、貸していたビデオテープが宅配便で返送されてくる。

 ボイトレ仲間のIさんから「私も先週は風邪で休みました」とSMSあり。

 庭木のボケの花とヤマブキが咲く。桜も満開になっているようだ。

3月24日(水) 

 晴れ。

 ブログ「自分と『仲良く』生きる」投稿。

 午後、DVDで『パラサイト 半地下の家族』(韓国・2019年)を見る。昨年、公開時に映画館で見たかったがコロナを恐れて見ることができなかった、2019年カンヌ国際映画際でパルムドール賞、米アカデミー賞で外国映画としては初の作品賞など4部門で受賞した作品。132分。

 半地下と呼ばれる住居で貧しい暮らしをしている家族4人が、豪邸で暮らす一家の家庭教師や運転手や家政婦の仕事にありつく。ただ、ありついたと言っても、元の運転手や家政婦をあの手この手を使って放逐し、その後釜につくというまるで手荒なヤドカリが元の住人を強引に追い払ったような恰好。

 ところがこれでめでたしめでたしとなるかと思いきや、豪邸の地下にもさらにみじめな地下生活者が潜んでいることが発覚し、映画は猟奇的な事件が起きるラストへと突き進んでいく・・・・・・。 半地下生活を送る家族と豪邸で暮らす家族。さらにその豪邸の地下で4年間も暮らしていたという元家政婦の夫。まるで「格差社会」が重層的に描かれているようでもある。しかし、仮にそうだとしても映画はその「格差社会」を撃って、社会の矛盾や理不尽さを告発していたのだろうか、となると疑問だ。

 ・・・告発はしてないまでも、「格差社会」をエンターテイメント(娯楽)にまぶして、単に目の前に見せていただけなのだろうか・・・。う~ん。答えが出せないでいる。DVDを借りて来てくれた息子の会社の同僚は「なんであんなものが・・?」と言っていたそうだが・・・。

 この映画に、多くの人はどんな感想を持ったのだろうか・・・。

 スーパーへ。焼酎他。

 横綱・鶴竜が引退。好きな関取だっただけにもう一度土俵上の鶴竜を見たかったなぁ・・

 ミャンマーで国軍に対する抗議行動を続ける市民らが、外出を控えることで抵抗の意思を示す「静かなスト」を実施。ストを呼びかけた市民団体は「都市を支配しているのは軍事政権ではなく、われわれであることをはっきりさせるのが目的だ」と力説したという。

 昨日は7歳の少女が治安部隊の銃撃で死亡。

 現地の人権団体によると昨日までに殺害された市民は275人。

3月25日(木)

 曇り。

 ブログ「再訪・遥かなるシネマ」投稿。

 コロナ禍の開催が不安視されるなか東京五輪・パラリンピックの聖火リレーがスタートした。北朝鮮が日本海の排他的経済水域外に弾道ミサイルを2発、発射する。

3月26日(金)

 朝の情報番組として22年続いたという「とくダネ!」(フジ)の最終回を見る。

 定年前は仕事に出ていたからあまり視聴できなかったが、2012年に定年退職した後は、とくに芸能ネタを “仕入れる” ためになんだかんだいって視聴してきたと思う・・・。

 ブログ「『中年』の研究 ―中年をどう生きるか」を投稿。ピアノのレッスンを受けに新百合が丘へ。

 「もっと、つなげて弾けるようになるといいですね」と先生。・・・「それができれば苦労はしない、っつうの!」。 今日は、笑いながら、そう言ってやった・・。(先生、動じず)

 有隣堂で『キネマの神様 ディレクタ―ズ・カット』原田ハマ・文藝春秋/『性の歴史』ナンセン&ピカール 編著 藤本悠里 訳・文響社/。『キネマの神様 ディレクターズ・カット』は、これから公開される予定の映画『キネマの神様』(山田洋次監督)の原作となった小説「キネマの神様」の原作者の原田マハが、山田洋次監督が創り出した映画『キネマの神様』を小説化したもの。( こんがらがりそう・・)

3月27日(土)

 晴れ。

 ピアノの調律をしてもらう。

 調律は1年に1回。調律師は、道が混んでいて30分ほど遅れて到着。天気が良いので行楽に繰り出す人が多かったのだろうか、と話す。花粉症に悩んでいると毎年同じ話題をしながら代金を支払い、領収書を受け取る(多分来年も花粉症の話をするだろう)。

 去年は調律に来る前に1週間ぐらいかけて部屋を掃除したり片付けたりしたが、今年は1日でボロを物置に隠したり布を掛けたりしてごまかす。 

 (年を取るにつれ、年々、片付けが面倒になっている。ヤバイ・・)

 昨日は「とくダネ!」(フジ)が最終回。今日は、9年半放送されたという「サワコの朝」(TBS)、25年続いたという「メレンゲの気持ち」(日テレ)、そして「ザ・インタビュー」(BS朝日)がそれぞれ終了した。いずれも、時々視聴してきた番組だっただけに一抹の寂しさをおぼえる。(そのうちすぐに忘れ去られていくものだが・・)「サワコの朝」の司会の阿川佐和子さんが、ボソッと、つぶやいていた。

 「『徹子の部屋』には勝てなかった」・・・。(う~ん、「徹子の部屋」はすごい・・)

 新百合ヶ丘へ。鶴見川沿いでウグイスのひと鳴き、麻生川沿いの桜の木でメジロのさえずりを聴く。

 写真店で昨日依頼したVHSビデオテープをDVDへ変換したものを受け取る。

 有隣堂で『ことばの贈物 岩波文庫の名句365』岩波文庫別冊6/『眼の冒険 デザインの道具箱』松田行正・ちくま文庫/。柿生のスーパーで買い出しして帰る。

 ミャンマーで、国軍のクーデターに抗議する市民のデモ隊に治安部隊が発砲。

 90人超が殺害されたと報じられる。

3月28日(日)

 曇り。

 3時過ぎ目覚め「ラジオ深夜便」。尾崎亜美の作詞・作曲作品集。「天使のウインク」(松田聖子・昭和60年)「春の予感」(南沙織・昭和53年)「パステル・ラブ」(金井夕子・昭和53年)「オリビアを聴きながら」(杏里・昭和53年)他。

 「さわやか自然百景」(NHK)。武蔵野台地・東久留米市を流れる落合川の自然と生き物たちを見つめる。人々の暮らしのすぐそばに豊かな自然が・・。コナラやクヌギの木やエゴマが生えている。そこにモズ、ヒヨドリ、メジロ、オナガ、ツグミなど1年を通して50種の鳥が確認されているとか。清流の川底にはホトケノドジョウ、サワガニ、アブラハヤなどが、市民の活動に守られて生息している。驚いたのは、砂底に潜んで生息していた(数年も)オニヤンマの幼虫が、目の前に泳いできたアブラハヤ(魚)を、ガバッ!と食べたことだ。あの大きなトンボのオニヤンマの幼虫がだ・・・

 「日曜討論」(NHK)。与野党がコロナ再拡大をどう防ぐか等で討論する。

 NHKの昼のニュース。昨日、ミャンマーの治安部隊が市民のデモ隊に発砲して殺害した人数は最多の114人だったと伝える・・。

 今日は大相撲春場所の千秋楽。昨日は、それまで単独トップだった高安が4敗に後退したことで大関復帰をかけた照ノ富士が3度目の優勝に王手をかける。さて、今日はどんな展開になるのか・・・

 朝方「ラジオ深夜便」で聴いた「オリビアを聴きながら」を改めてユーチューブで聴く(尾崎亜美と杏里で)。歌詞を見ると、「失恋」の文句が切々と・・。「出逢った頃はこんな日が来るとは思わずにいた」「愛は消えたのよ」(電話を)「二度とかけてこないで」「あなたは私の幻を愛したの」・・。切ないねぇ・・。

 桜の花が今を盛りと咲いているこの季節、恋で華やぐ人がいる一方で、失恋して、咲き誇る桜をうらめしく思う人もいるのだろうか。 恋とはとうの昔に無縁になっている小生はせめて歌でも聴いて・・、恋人たちのことを想うというところだ。 なあぁ~んちゃって、何を言ってるんだろうね、ったく・・。

 「日本の話芸 落語『紙入れ』柳家喬太郎」を聴く。(間男の話をおもしろおかしく・・)

 過ぎた2月は28日で終わりを迎えたが、この3月は、もうあと3日ある。

 あと3日、そして1週間と経るうちに、桜前線はゆっくりと北上を始めるのだろうか。・・・それもそうだが、それよりも、この先のコロナの再拡大が気になるところだ。