こんにちは。自他ともに認めるケモ内在のすいふーと申します。今回はいつも通り真面目なことを書いていきたいと思います。

 

 音ゲーをやっている人なら「譜面研究」という言葉を聞いたことがあるかと思います。たいていの人は譜面サイトや譜面動画で譜面を確認したりすると思うのですが、ただ漠然と見ているだけではよくわかんないやーで終わってしまうかと思われます。しかし、地力がないうちにやみくもに上位曲に特攻するだけではただ単純にできないだけでなく深刻な傷をかかえてしまい、上手くなってもそれが"癖"として残ってしまうパターンも多いと考えられます。(誰かさんのecli⚪︎seみたいに)

 そこで、今回はぼくが上位曲に特攻する際によくやってたことを紹介したいと思います。長い文章を書くのはALESSの論文以来なのであまり上手くかけるかわかりませんがぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

 

◎必要なもの

・根気

・時間

・arrangeのスペルが覚えられるレベルの暗記力

 

※注意事項

・この方式は僕がよくやる譜面研究の方法ってだけであって必ずしもこの方法でやるべきだということではありません。一人一人に合う合わないがあるのであくまで参考程度にお読みください。

 

 

 

 

0 そもそも譜面を覚えるメリットって?

 

 大まかに考えて二つのメリットがあると僕は思います。一つ目は出張やリズム難などいわゆる初見殺しに何回も引っかからないようにするためです。これは正直言うまでもないかと思います。

 もう一つは体力を温存するためです。左側を叩いているのに突然右側にノーツが飛んできた時、腕をすばやく動かしてしまい、余計な体力を使ってしまいます。しかし、右に飛んでくるとわかっていた場合は「次に腕を右に動かせばいい」とわかっているのでスムーズに腕を右に動かすことができ、余計な体力を使わずに済みます。覚えることって結構凄いんですよね。

 とは言っても具体的に何をどういうふうに覚えればいいのかわからない人も多いと思います。正解かどうかはわかりませんが、とりあえずぼくは主に以下の流れでやっています。それぞれ後で詳しく解説する予定なので、テキトーに読み飛ばして構いません。

①リズムを覚える

②とりあえず1クレ通してやる

③できなかったところを覚えておく(ここがFastばっかり、ここがなぜか抜ける、そもそも見えてないなど)

④譜面動画をじっくり見て、まず譜面を理解する

⑤運指を覚える(ここは出張とかだけじゃなくてここは早めに叩いとく、ここは何も意識しない、など)

⑥一つずつ運指を覚えていき、連奏して体に染み込ませる

⑦全部一通りできるようになったら適宜早め意識、遅め意識をしてみる

 

※デメリットの一つとして譜面を見なくなる癖がつきます。詳しくはB4UT Advent Calendarのまがとろさんのこの記事をご参照ください(

http://blog.livedoor.jp/yuzuyuzuyune/archives/22787694.html

)。

 

 

 

 

1 なんでもいいから上位曲ができるようになりたい!とりあえず研究がしてみたい!

 

 一応初見や数回プレイしたけどうまくできなかった人向けです。精度に関することは触れません。大まかな流れはこんな感じです。

①リズムを覚えよう!

②とりあえずやってみよう!

③できなかったところを譜面動画などで確認しよう!

では順番に見ていきましょう。

 

 

①リズムを覚えよう!

 まずはしっかり正しいリズムを覚えましょう。とはいってもいきなり全部覚えるのは大変なので、一回リズムを通しで確認した時に「ここの音取り変だな?」と思うところのリズムをまず覚えましょう。(余裕があれば全部のリズムを覚えましょう。)

 音取りが不思議だなーと思ったところのリズムはだいたい実際にプレイしても間違ったリズムで叩いてしまいます。特に裏で鳴っている小さい音はまずゲーセンでは全然聞こえません。(僕が難聴だからという説はありますが…)そのためあらかじめリズムを覚えることできちんと正しいと思うリズムで叩けるようにしましょう。

 また、覚える際には両手で同時に叩くところを強く意識しましょう。実際に叩く時に同時押しを意識しないと両手がバラバラな動きをとってしまい、頭が混乱してしまうことを防ぐためです。

 

②とりあえずやってみよう!

 とりあえずやってみないとどこができないのか具体的にわかりません。というわけでリズムがわかったら早速やってみましょう。プレイする時は1回だけやるのではなく数回やるようにしましょう。そしてできなかったところを明確化しましょう。(これがとりあえずやる理由です。)また、絶対に苦手意識を持たず、逆にこれは得意なんだと思うようにしましょう。苦手意識はプレイする上でかなりの障害になるので、持つとしても「ここだけ苦手」程度に少なくするようにしましょう。

 できなかったところ認定は人それぞれですが、ぼくは「最後のプレイでできなかったところで、なぜそこができなかったのかがわからない」ところを重点的に把握するようにしています。プレイを重ねていくごとに癖がどんどんついていくので、この段階で癖を潰すようにしましょう。

 

③できなかったところを譜面動画などで確認しよう!

 いよいよ研究らしいことをします!といってもそんなすごいことはしません。

 まず②で確認したできないところを譜面動画なり譜面サイトで見て、配置を確認しましょう。譜面がわかっているつもりなのに光っていない場合はノーツを頭の中で勝手に移動したり削除したり増やしたりしていることが考えられます。本当に間違ってないか確認しましょう。

 譜面は確認したけど譜面が理解できなかった、または理解できたけど叩けるかこんなんって人は次にいろいろな上手い人の運指動画を見るようにしましょう。YouTubeで検索するとだいたいヒットするはずです。その動画を見てできなかったところを重点的に見て、自分に一番合っていると思った運指を盗みましょう。上手い人が使っている運指は遊んでない限り叩きやすかったり疲れにくかったりするものが多いのでありがたく頂戴しましょう。逆に自分ができるところの運指は見ない方がいいかもしれません。余計な運指が頭に入って癖が誕生する可能性もなくはないからです。

 運指を盗んだら早速プレイしてみましょう。1回や2回で身につくようなものではないですが、「この地帯ではこの運指を使うってことをこの4小節前くらいから思い出すようにしよう」と意識するとスムーズにできるかもしれません。

 

 

 いかがでしょうか。ちょっと大変かもしれませんが個人的には思ったより楽しい作業です。基本的には②と③を行ったり来たりの繰り返しです。一つ運指を覚えたらとりあえずやる、できたらまた別のところの運指を覚える、というふうにできないところを一気に覚えようとせず一個一個対処していくとすこし楽になります。

 

 

 

2 目押しができるようにならなくても精度が取れるようになりたい!

 

 ぼくは目押しがぜんぜんできません。ということである程度精度を取るためにしていることを紹介します。まだまだ精度ちゃんと取れてませんけどね。

大まかな流れです。

①自分がどこでFAST/LATEを出すのか確認して修正しよう!

②運ゲー要素のない運指でできるようにしよう!

③同じBPMの曲をたくさん触ろう!

基本的には1でやってることと変わりませんよ。

 

 

①自分がどこでFAST/LATEを出すのか確認して修正しよう!

 プレイしている上で、トリルや縦連など一定のリズムで叩くものに関しては「ここはいつもFAST出るなー」と思うところがあるかと思います。目押しできないからとりあえずテキトーにやってごまかしてるパターンの人も少なからずいるのではないでしょうか。それの対策方法です。

 まず最初に曲に合わせて自分がこの早さだと思う早さで叩きましょう。この時、基本的には乱打の半分の拍を意識しましょう。(16分乱打なら8分を強く意識など、要するに左右交互で処理する場合は表の拍を叩く片方の手を強く意識しましょう。) それから叩いてみるとどうでしょうか。光る人はその意識のまま叩きましょう。FASTやLATEが出る場合は何かしら意識が間違ってるのかもしれませんが、その意識のまま「自分がFASTを出しまくってる、だから意識よりちょっと遅めに叩こう」というふうに考えます。それを繰り返して最終的にはどのくらい遅く/早く叩けばいいのかを感覚で覚えるようにしましょう。

 

 

②運ゲー要素のない運指でできるようにしよう!

 たとえばCHUNITHMの階段を擦っているときこれは運ゲーだと考えていませんか?ぼくも運ゲーだと思います。しかしある程度意識すればその運ゲー要素を減らすことができます。例えば簡単な4個の階段は擦っていると精度を取るのが難しいですが、指押しできるようになれば大した難易度ではないですよね。これは前者は意識して叩いているノーツが先頭の1個しかないのに対し、後者は4個のノーツ全てを意識して叩くことができているのです。

 もう一つ例を出しましょう。maimaiの大回転ですこしゆっくりめのものが降ってきたとします。これを片手で処理すると残りは腕のスピード任せになりなかなか精度取りづらいのではないかと思います。しかし、右側に来るのは右手で、左側に来るのは左手でというふうに分ければ、右側の先頭、左側の先頭というふうに意識して叩けるノーツをふやすことができ、運ゲー要素を減らすことができます。

 何が言いたいかというと譜面を「自分の意識できる最小限の塊」に分割しましょう。意識して叩けるノーツが増えれば増えるほど精度を取りやすくなります。指押しなどは最初のうちは全然できないと思いますが、これは練習をすれば絶対上手くなります。暇な時(授業中など)に机をタカタカさせて練習しましょう。

 ※逆に意識して叩くノーツを減らしてスピードを覚えた方が覚えることも少なく疲れにくいというメリットもあります。そこらへんの兼ね合いは人それぞれなので自分に合った分割を探してみましょう。

 

③同じBPMの曲をたくさん触ろう!

 なかなか曲の速度をつかむのは難しいと思います。だけど一つの曲だけで特攻するのは癖が心配です。そこで同じBPMの曲をたくさん触ってみましょう。BPMが同じ曲を触れば「BPM220って思ったより遅いんだ!」とか「BPM220のときはこのくらいの速さで叩けばいいんだ!」というふうに気づくことができ、研究対象の曲をよりやりやすくできるようになります。

 

 

 以上が目押ししないで精度をとるために必要なことだとぼくは考えます。精度を取るためには最低限の地力が必要であることは否定できません。でも地力は楽しんでプレイしていれば知らないうちについてくるので、地力がつくまでは放置、というのもありかもしれません。とにかく常に考えながらプレイすることが大切です。大変かもしれませんが光ったときの嬉しさはすごいですよ。

 

 

 

3 譜面を完全暗記してみんなにドヤ顔したい!

 

 まず確実に時間の無駄なので、よほどのことがない限りやらないことをおすすめします。僕個人としては楽しいとは思うんですができるようになるまでがかなりしんどいです。大まかな流れです。

①リズムを覚えよう!

②規則性を見つけよう!

③運指を覚えよう!

④できるようになるまでやってみよう!

一番注意してほしいところですが、ステルスなどでプレイする際に大切なことは「譜面そのものを覚えること」ではなく「運指を覚えること」です。理由については後ほど述べますが、とにかく運指を覚えることを意識しながらやりましょう。

 

 

①リズムを覚えよう!

 1ではわかんないと思うところを覚えるだけでよかったのですが、今回はそもそもノーツが見えないので本当にリズムを完全暗記するしかありません。とにかくアンサー音が鳴っている動画を聞き込みましょう。

 

②規則性を見つけよう!

 いきなり覚えようとしても全部そのまま覚えるのは大変です。そこで、例えば以下の特性を見つけてみましょう。

 (i)繰り返し、左右反転等

 これは比較的見つけやすい上に見つけたらそれだけで覚えること自体はかなりへります。積極的に見つけていきましょう。反転系は見つけただけで満足してしまうと実際叩けないことが多いので、見つけたら反転の運指も覚えるのも忘れないようにしましょう。(余談ですがmaimaiのReach For The Stars(MAS)のAメロの不規則に見える乱打、あれ18,7,4,6,37,5,2,7,の最初の8拍をAパターンとすると、A,A,A左右反転,

A左右反転,A上下反転,A上下反転,A上下左右反転,A上下左右反転というふうに繰り返されてるんです。)

 (ii)隣接ノーツ

 右手をそのまま右に動かせば取れる、みたいな配置です。これも先頭だけ覚えてしまえばあとは右に動かすだけでいいので楽に覚得られます。このように譜面をブロックにわけて覚えるようにすると比較的覚えやすくなります。

 

③運指を覚えよう!

 ステルスなどでプレイする際に大切なことは「譜面そのものを覚えること」ではなく「運指を覚えること」です。例えばINF-B(EXH)やAir(MAS)に出てくるくの字階段、あれは形としては簡単に覚えられますが、実際譜面が見えない状態で突然出てきたとしても叩けるでしょうか。ぼくは叩けません。譜面を覚えればどこでも練習できるのでいいこともありますが、人は視覚にかなり依存してしまうので譜面が見えない状態だと運指がわからなくなってしまい混乱してしまいます。なのでできる限り運指を覚えるようにしましょう。

 ②である程度認識しやすい区切り方をしたとしても、それを一つ一つ覚えるのは大変です。そこで、まずは特殊なノーツ(スライドやエアーなど)を覚えましょう。スライドやエアーなどは実際思ったより覚えやすい上に配点が高い傾向にあります。これらを軸にすればそこの付近のノーツを少しずつ覚えていくことで肉付けをすることができます。腕を動かしながら覚えるようにしましょう。

 注意してほしいのが、難所じゃないところを軽視してはいけないことです。そういうところは普段意識していないので逆にかなり覚えづらいです。むしろそこを中心に覚えた方がやりやすくなると思います。

 

④できるようになるまでやってみよう!

 実際どこをしっかり覚えてるかはやってみないとわかりません。というわけでやってみましょう。案外知ったかぶりしていただけで実際はちゃんと覚えられていなかったところが簡単に見つかります。覚えられていなかったところはもう一度②や③に戻って覚えなおしましょう。叩きづらいなと思ったらそこは何回もプレイして練習しましょう。運指を全部覚えてしまえばあとは自分がどこでFAST/LATEを出すのか見抜いて調整するだけです。

 

 

 ね、かんたんでしょ?(+14)というのは冗談ですが運指を全部覚えてしまえば十分すごいプレイができるので楽しくなります。興味と時間がある方は試してください。言うほどの暗記力はいりません。

 

 

 

 

4 まとめよう!

 

 とりあえず3パターンに分けて譜面研究方法を説明していきましたがいかがだったでしょうか?今回は運指を生み出すことを考えないで話をしてきたのですでに大変上手い方や研究しなくても地力で殴っているような方には退屈だったかもしれません。しかしもし暇な時間があればぜひ試してほしいです。できるかどうかはわかりませんが、譜面を研究している時は「こんな配置があるのか」という発見だけでなく「こんな取り方でも光るんだ」などといったことも発見できてかなり楽しいと思います。

 また、どの機種においても高難易度はかなり作りこまれています。上記のような発見もたくさんできる上に、その譜面をできるようになるとかなり楽しいです。なので、「高難易度だから今の地力だとちょっとなぁ…」と思っている方は是非研究して高難易度にチャレンジしてみてください。確かに最低限の地力は必要ですが、残りの分はたくさん研究すれば補えます。研究して高難易度をクリアしたときの達成感は普通に地力でクリアするよりはるかに嬉しいです。どれくらい嬉しいかは自分でやってみてください。

 

 拙い文章でしたがここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 ルフくんかわいい。