柴田さんは8時間で、ドル平50m、平泳ぎ25m、クロール25mを楽な息継ぎのきれいなフォームで泳げるようになりました。
ところが3週間プールに入る暇がなかった9時間目は、ドル平もクロールも息継ぎのタイミングがうまくできなくて苦労しました。1時間集中的にクロールの息継ぎの練習がんばって最後には「25mが短く感じました!」と言われるまでになりました。
そして2週間後の10時間目のレッスンです。
しばらくドル平型の息継ぎの基本練習をやった後、
「ドル平で25m泳げるかやってみましょう!」というと、あっとういうまに25m泳いで少し迷いながらもターン。ターンしようか迷った分、少し慌てましたが見事に立て直して50mに到達。
「25mの時にまだ全然きつくなかったので50m泳ぎました。」
ドル平25mはもう「ならし」って感じで泳げるようです。
今度はクロール。
試しに泳いでみると左手は縮こまったまま動いていて、息継ぎの時に前に伸ばした左手が早く動いてしまっています。
こんな時にはまず「スーパーマン・ハーイ」でクロールの姿勢と自然な手の動きを取り戻します。あっという間に左手の動きが伸び伸びとしてきました。
次に背浮きからの息継ぎの姿勢練習。
これで息継ぎの時に頭が上がらなくなって前に伸ばした左手がすうっと伸びたままで息継ぎができるようになりました。
あんまりどんどん息継ぎが上達するので、周りで歩いていらっしゃる方たちもみんな注目していらっしゃいます。
「さあ、楽に泳げるか試してみましょう!」
すると、25mを3本ほど泳いで
「クロール25mはぜんぜん苦しくありません。」
「短く感じます。」
「すうっと水に乗って滑るようにと意識して泳いでます。」
と余裕の発言!
最後に
「25m泳いできつくなかったらターンしましょう!」
すると25mはもちろん軽々と泳ぎました。落ち着いてターンして50mを目指しました。最後の5mでやや力が入ったかなと思いましたが、
見事にクロール50m達成!
柴田さんは10時間でドル平もクロールも50m泳がれました。
「クロールの方が息がしやすいです。」
とおっしゃいますので、次は息継ぎの姿勢をもっとよくしてクロール100mを目指します。
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