凍結!! | 水道屋パパのブログ

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和歌山市で株式会社近畿住設という小さな水道屋を経営しており、二人の子供のパパとして子育てにも奮闘中です!
パパとしての日常の出来事や、水道屋としての仕事での出来事など色々綴っています。

昨夜は、ここ和歌山市でもかなり冷え込んだので、弊社のお客様宅でも水道管の凍結が原因と思われる漏水が発生しました。

 

 

コンクリートの下から水がガンガン湧き出てきます。

 

コンクリートを割って、水道管を掘り出しました。

90度に曲げるためのエルボという継手の片側が完全に抜けていました。

 

元のパイプを少し切断し、新しいパイプに取り換えて修理が完了です。

 

 

通常、埋設されている配管は凍りにくいのですが、このお宅の場合は、埋設深度が浅かった事と、敷地の角の畑に水道を引っ張っており、それが末端経路になっているので、水道管の中の水があまり動かなかったのが原因だと思います。

 

 

水道管が凍結すると、水道管の内部の水の体積が増えるので、特に継手部分に負担がかかり、継手が破損したり、このお宅の様に継手がパイプから抜けたりします。

 

一度水道管が破損すると、修理するまで永遠と水が出っ放しになるので、やむなく水道元栓を閉めないといけなくなり、修理するまで断水状態となります。ガーン

 

水道管の破損が日中であれば、修理業者も直ぐに見つけられると思いますが、夜中だと大変ですね・・・。

 

そうならないように、日ごろからの心掛けが大切です。

 

凍結を防ぐには、水道元栓を閉めて、水道管の中の水を抜いてしまう、あるいは末端の蛇口の水を少し出しっぱなしにしておく等の対策が有効ですが、いずれも実際行うのは少し難しいです。

 

 

なので、個人で簡単にできる方法として、例えば屋外の露出の給水管(蛇口を含む)に風が当たらない様に簡単な風除けを設置する、屋外の蛇口や給水管に保温材を被せたり、保温材が無ければ、タオルや、ボロ切れや、発泡スチロール等の様な物を巻き付けたりして少しでも保温すると、多少なりとも効果はあると思います。

 

 

万が一、水道管が凍ってしまい水が出ない状態になってしまった場合は、待てるのなら溶けるまで待つといずれは自然に回復しますが、待てない場合は、ぬるま湯等で水道管や蛇口を少し温めて、徐々に溶かして下さい。

 

間違っても熱湯を掛けたりポーン、火であぶったりポーンしないで下さいね。

 

 

◆水まわりの事なら弊社までお気軽にご相談下さい。

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☎073-471-6685 担当:林マデ

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