先日。バイト先の学習塾で、小学生の女の子がTears For Fearsの“everyone wants to rule the world”を歌っており、衝撃を受けたのです。
なんでこんなガキンチョがこの歌を口ずさんでいるのか!?!?だってコレ東西冷戦下に流行った曲でしょ!?!?
疑問に思って訊いてみると彼女は、
「これスキビディトイレアフレコの歌なんだよー!」
と回答。何語?
まるで異世界から来た者を相手にするような心持ちで辛抱強く聞き出したところ、「スキビディ・トイレ」とはYouTubeで公開されているショートアニメシリーズのようで、α世代を中心に世界的な人気を博しているそう。
彼女に見せてもらったところ(その子は小学校低学年にして既に自分用のスマホを持っているのです)、画面上に、便器から顔が生えてる中年男性?がたくさん登場してきて、なんともいえない気分になりました。

「え⋯⋯いつもこんなの観てるの?」
「うん!」
「お、面白いの?」
「うん!先生も見なよ、ハマるよ!」
イヤァ先生はちょっと遠慮しとこうかなぁ⋯⋯と控えめに答えておきました。
僕が小さい頃ははなかっぱとかキッチン戦隊クックルンとか見てたけどなぁ。ウ~ン⋯⋯隔世の感ありとはこういうことかしら。
この、「平成は遠くなりにけり」的感慨は別の場所でも発生しました。
大学の知人が、「弟が最近イタリアンブレインロットにハマっててさ〜」と話していたのです。だから何語だよ。
で、その友人いわく「イタリアンブレインロット」とは、AIから生まれたマスコットキャラクターで、幼児を中心に爆発的な人気を誇っているのだとか。

なんか⋯⋯ついてけないよ今の子たちの感性には⋯⋯
私たちが子供の頃、大人たちもこんな気分を味わっていたのでしょうか。たしかに、はなかっぱだって不気味といっちゃ不気味ですもんね、頭に植物が生えてる河童なわけだし。
いやいやいや。でもそれとこれとはまったく別問題。
なんかもうよくわかりません。まあTears For Fearsが世代を超えて聴き継がれているってことでいっか。
にしても、“everyone wants to rule the world(みんな世の中を支配したがってる)”という歌詞は、いまの世界情勢を鑑みてもなかなか沁みるものがありますね。
私にはなかなか理解しがたい感性を持つ新世代のみなさんにも、明るい未来を過ごせるよう、日々精進していきたいものです。