カチ子が

その画面の割れたテレビどうするん?

どうするん?

どうするん?

とひそかに思ってると

口に出すとさらに面倒なことに発展するので。




彼は、くるっとカチ子の方を見て言った。





「テレビ買いに行こかニヤニヤ

何とも微妙な表情でカチ子に微笑みかけた。





カチ子

「元日早々、開いてる電気屋あるん?

ボラれるんちゃうん?」





「しゃーないやん、壊れてるんやから」





いや、壊れたじゃなくて、

壊したが正解やけどな。





ほんとは、家でゆっくりしたいけど壊れたテレビが家にある状態ては気が休まらん、しゃーない行くか!







調べると近くのEDIONは、元日からやってるらしい。さっそく壊れたテレビを車に積込み、EDION開店と同時に入店。






彼は他のものには一切目もくれず

真っ直ぐテレビ売場へ。。

大型のを吟味している。





カチ子がお金出すんちゃうから、好きにすればいいけど、いらんことにお金を使うのは、カチ子的に気に入らんわー真顔と思ってると、





某メーカーの正月特価になっている42型の10万円台のテレビの前で「これやな」と、つぶやく彼。





10万円!!

いや、世間のテレビの相場あんまり知らんけど

10万円て、大金ですよーー!





「もっと小さいのでエエやん!」

カチ子は店員に聞こえないように小声で彼に呟いた。あんた家におってもテレビほぼ見てへんやん。





しかし、言い出したら聞かない彼は、店員さんに

コレ買うわ!

と、もう言ってたゲロー






壊れたテレビはもちろん、有料で引き取って貰った。その際、誰も聞いてもないのに

「転んでぶつけてしもうてん」

と、店員さんに説明

魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける






しかも配達とか(性格的に)待てないので、持って帰ることに、、。

帰り道で液晶壊してしもたら元も子もない。

二人で慎重に慎重に運んで、

ピカピカのテレビが設置された。





正月早々、テレビがピカピカになったのはよろこばしいけど、理由が理由だけになんとも言えん。






あんたー!

あんときのこと覚えてるかーニヤニヤ




おわり