80km先の社長さん12 | 子連れ再婚できるのか、しないのか。

子連れ再婚できるのか、しないのか。

37歳。2人の子供とシングルマザーが再婚について考えています。
今のままでも幸せだけど、一年後が今と同じとは限らないことを知った2020年。
家族が幸せであり続けるために、再婚相手を探すという決意をするところから始まります。

ステーキ屋さんでのお食事中は、社長さんに話題を振って聞いて聞いて聞いていました。

趣味の話や、旅行の話、前にも聞いたことある気がしながらも、うんうんと、話広げながら聞いていました。

元嫁の住んでいる街を車で通る時は息を止めているとか
利用していた車屋さんが元嫁家と同じ地域にあるからという理由で、違う支店に変えたとか

冗談っぽく、笑いに変えて話してたけど、いまだに元嫁に囚われているんだなーと思ったのと、私もなにかあったらこんな風にけちょんけちょんに言われるのかなーと感じました。

嫌いな人なら、話題に出さなきゃいいのに。

あまり深い話はしなくて、結婚観について話合わなくて済みそう。と思っていました。

こんなに喋っても、まだ一時間半しか経ってない!更にデザート頼もうとしてる。
でも、遠くからわざわざ私に会うために来てくれたのかと思うと、さっと切り上げるのも申し訳なくて、お腹いっぱいだけど震えながらアイス食べました。



その帰り道、

昔、こっちで働いていた時期あって、ここらへんに住んでたんですよ〜
ちょっと寄ってみていいですか!(キラキラ)


そういうの、普通ならワクワクするけど、私の知らない時代の彼が住んでいた街だ〜♪とはならず、迷子になりながら2回くらい同じところ回って、やっと見つけて、社長さんテンションあがるの巻でした。


すいかさんは話しやすいですね〜
婚活中って何話そうか考えながら話すけど、すいかさんはお話し上手だから。

と言われました。

私が話し上手なんやないえーん

興味ある風にうんうんって聞いてるから、気分良くなってるだけだよ。
私の話は全然してないし、私のこと聞いてこないの気付いてないの。

そして、

しまった!
今日は恋バナをするつもりだったんだ!

(棒読み)

と思い出されてしまいました。


社長さんから言われたことは、


僕の住んでる街はいいところだよ。
ここみたいに、コンクリートモンスターが建ってないから、自然がいっぱいだよ。

僕の家は、実家をリフォームしているよ。
元嫁は引っ越してくる前に別居になったから、住んでないよ。
ローンもないから、家賃がかからないよ。
部屋が余ってるから、子供部屋もあるよ。

教育資金は、株を売買したお金で準備できるから安心してね。



子供は、やっぱり今の環境が良いとなったら、

高校生になったら、おじいちゃんおばあちゃんち(私の実家)に下宿させてもらったらいいんじゃない?










やだ!!!!!


もういやえーん
なんであなたと暮らして、仕事も辞めて友達も子供とも離れて別々に生活しなくちゃいけないの!!!




ってもう胃の中から叫びたかった。


車から飛び降りて帰りたかったけど



きっと、社長さんは心配いらないよ。っていうことが言いたかったんだろうな。
前向きに考えてくれているからなんだろうな。

でも、そこに私を見てくれている感じはなくて、結婚相手にふさわしい人を探していて、

結婚相談所にいるんだから、探しにきてるんだから、そうなんだけど、

そうなんだけど、

とてつもなく虚しくなりました。