冬至×古代文字 | 古代文字道場 村守水分

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12月22日(旧暦1128)木曜日(辛亥)日本紀元2671年


今年最後の朝稽古のあと

足が寒いさむい!!!

稽古のあとは大抵、身体があったまっているが


道着の汗も冷たくなって

さむ~い!!!


そんな本日は



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水分 古代文字メモ『冬至』


この文字は「冬」も「至」も3000年の甲骨文字に存在する。

冬~<過去ブログ参照<冬の糸 >>

至の甲骨文字もこんなに存在する。



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[字音]


[字訓]いたる・はなはだ


[会意]倒形到達点


るところをいう。

るところによってし、

そこに建物などをんだ。

それで)などのう。



甲骨から金文へ(殷→西周時代)





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そして春秋戦国時代、秦の時代。をへて

漢の時代の説文の文字




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紀元前の千年経ても、矢が地面にささる象形のスタイルは生かされている。

 

糸を結びとめた形の冬<過去ブログ(31冬の糸)参照>と

この矢の到達の地面を示す至をあわせて

「冬至」という文字は凄い文字なのである。

 

古代人の視点においても

季節の終わり、

ことの結びの地点!

霊的な深さを

感じざるえない。

 

 

さ!

地面を踏みしめて!

 

足の指先さえも動かして、

 

寒ささえも味方につけよう!

 

古代文字は生きている。

 

 


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最後は、天才空海の書から、至!

空海が古代文字を知ったら、かなりのめりこむにちがいない!

 

<※地中深く三千年以上眠り続けていた甲骨文字が発見されたのは

1988年中国安陽で、つい100年前の最近のことです。>