こんにちは。
「学指揮の会」小澤です。
もうすぐ工嶺祭ですね。部員は日々練習に励んでおります。
いよいよ次の代への引継ぎということで、僕が学指揮のお話として更新するのは最後…になるんじゃないかと思われます。
で、僕が書いた回数を数えたんですけど、、、4回、、、少ない、、、
こんな適当な内容でよかったのかとか思いますが今回も張り切っていきます!
今日は・・・「マーチ(行進曲)」についてお話したいと思います。
吹奏楽といえばマーチ、マーチといえば吹奏楽ですよね!
全日本吹奏楽コンクールの課題曲でも、5曲のうち必ず2曲はマーチが入っています。
はたしてなぜ吹奏楽とマーチはこんなにも結びついているのでしょうか・・・
それは吹奏楽の歴史と深く関係しています。
皆さんもうご存知かと思いますが、吹奏楽はもともと軍隊の音楽隊、軍楽隊が発展していろいろあって今の形態に落ち着いています。
軍楽隊では、軍隊のための音楽、つまり行進曲などを主に演奏します。
今でも、日本の自衛隊や外国の軍隊には音楽を専門とする音楽隊というのがあったりします。
こういったことから、今でも吹奏楽ではマーチが重要なポジションにいます。
それでは、吹奏楽において有名なマーチを紹介したいと思います。
・星条旗よ永遠なれ(P.スーザ)
日本で一番有名だと思われるマーチです。ジョン・フィリップ・スーザが1896年に作曲しました。非常に多くの団体が演奏していて、前にもこのコーナーで紹介したシエナ・ウィンド・オーケストラが殆どの演奏会の最後、アンコールで演奏しています。
・コンサートマーチ「アルセナール」(ヤン・ヴァンデルロースト)
この曲は多くの方が演奏したことがある曲だと思います。ベルギーの作曲家ヤン・ヴァン・デル・ローストが1995年に作曲しました。「コンサートマーチ」となっている通り、行進を目的としたものではなくコンサートで主に演奏されます(マーチングとかやってた方はそうではないかもしれませんが)。
・吹奏楽のための第1組曲 - 第3楽章:マーチ(G.ホルスト)
ホルストが1909年に作曲したとされている。吹奏楽のための第1組曲は3楽章からなり、その第三楽章がマーチです。僕は第一楽章が一番好きですが、第三楽章も人気です。
さて、おそらくほとんどの方が知っているような内容になってしまいましたがいかがだったでしょうか。最近では戦車を題材にした某アニメのBGMなどで伝統的なマーチが使われていたり、町中でマーチングバンドが行進をしながら演奏していたりなど吹奏楽部員でない人もマーチを耳にする機会が多くなっていると思います。
まだまだ日本のマーチなど紹介しきれていないですがこれで終わりたいと思います。
最後に、工嶺祭の紹介を。
~ひまつぶしコンサート~
・場所
長野高専 ロータリー広場
・日時
10月22日(土) 10:12~
10月23日(日) 10:25~
・曲目
「真田丸」メインテーマ
シンクロBON-BA-YE
海の声
DEEP PURPLE メドレー
ぜひぜひ来てくださいね!みなさんのお越しお待ちしております!
それでは!