学指揮のお話 第9話 | スイブログ ~国立長野高専吹奏楽部~

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国立長野高専吹奏楽部のステキ☆な軌跡(奇蹟)

こんにちは!
学指揮の浅野です。
更新が遅れてしまいすみません。


定演・コンクールと大きな行事が終わりました!
たくさんの人の助けを頂き、無事成し遂げることができました。
本当にありがとうございました。


テストも終わり、夏季休業目前です!!
が、ここにきてレポートに追われています(;´・ω・)


今日は、  『いかなる楽器がいかなる性格をつくるのか!?(前編)』  と題しまして話していこうと思います。
部室にあった本から引用しているので、読んだことある!という人もいるかもしれません。
くれぐれも私の見解ではないこと、ご承知ください。
高専吹奏楽部で考えると、個性的すぎてあまり当てはまるようには思えませんが…笑
身近にいる奏者を想像して読んでみてください!


<フルート>
冷たさも軽みもそなえた貴族的エリート
フルートは吹くとき、息の方向に何の障害物もないため息が常に自由に出ていくことから、ストレスが少なく、頭の回転の速い人物をつくりだす。
スコア上では最上段に位置し、高音で演奏することが多いため、一般庶民を超越した視野を与え、貴族的な考え方へと奏者を導く。


<オーボエ>
ストレスに苦しみ、くよくよと細かい?
オーボエの音色は極めて情緒的であり、奏者もまた感情過多で個性的な性格になっていく。
演奏が難しい楽器であり、細かなことに神経を使うため、神経質にならざるおえない。
長くゆったりしたメロディーを演奏することに長け、演奏では重要な役割を与えられることが多いため、ストレスに苦しんでいる。
(オーボエ奏者を尊敬します…)


<クラリネット>
複雑さを秘めた万能選手
クラリネットの音色はなめらかで澄み、ヴィブラートがかかりずらいため安定感も大きい。
このため争い事を嫌い、感情の安定感を作り出す一方、他者との共感を持ちにくくもする。
音域が広く多くの役割をこなすこの楽器は、奏者の性格に幅と余裕を与え、決して単純な性格にさせることはない。
しかし中音域には鳴らしづらい音もあり、開放的になりきれない部分を残す。


<ファゴット>
愛すべき正義派
クラリネット同様広い音域をもっており、その性格には大きな幅をもたせ、厚みのある人間像をつくりだす。
特徴のあるアタックは、抜けたところのある、ユーモラスな愛すべき人物となす。
またファゴットの得意とする音の跳躍は、唐突な話題の転換を好む性向を付け加える。


<サクスフォン>
一点こだわり型ナルシスト
他の楽器に比べて相当大きくかけられるヴィブラートや、クラシックにおける柔らかなアタックは、奏者を夢見る世界に導き、現実逃避を好む性格をつくりだす。
一方コントロールのきかない低音は、垢ぬけようとすることを妨げているように感じる。
他の楽器と音程を合わせることが難しく、同属楽器との結束を深め、閉鎖的となる傾向がある。


全楽器紹介しようと思ったのですが、レポートやらなきゃ……長くなりそうなので分けることにします。
金管と打楽器は近いうちに更新します!すみません!

暑い日が続いていますので、夏バテにお気を付けください!