機械修理 林業機械あるある | 酔渓の山暮らし日誌

酔渓の山暮らし日誌

釣り日誌でしたが諸事情から山暮らしの日記に変更します。また釣りに行けばその事も書きますが、回数は少なくなります。

こんにちは木こりの酔渓です。

今日は徳島の木屋平は薄曇りで
仕事するには助かるお天気です。


今回は昨日やった機械修理の事を少し書こうと思います。


当社で使用している。
林業用グラップル
只今雑木伐採の造材作業で大活躍中!!

見てのとおり普通のユンボに
でっかいカニ爪つけたような機械なのですが、こいつが故障しました。

ベースマシンはCATの3.5トンユンボ

アタッチメントはクラナブ製CR200
林業用では良くある普通の組み合わせです。


今回このアタッチメントと本体の腕から伸びる油圧配管を繋げるジョイントが破損しました。


この部分
油圧ホースのL字ジョイントとアタッチメントをつなぐ部品です。


(「破損した」と言うか
「壊した」と言ったほうが正しいのですが・・・・配管の増し締めで工具に延長パイプ咬ませて、全体重でクソイキに締めれば大概のネジは壊れます。やらかしたおじさまには反省してもらうとしてこちらはとっとと治さないと仕事が止まります。)




そんでもって機械屋さんに注文したジョイント2個とパッキンのセット

林業機械あるあるで

「メーカー保管在庫が無いため、これからオーダー通して作って。出来次第発送します。ついでに値段もわからないので出来次第、値段を出します(笑)」


前回はなんと、これプラス「イギリス本国からの発送になります。多分船便になるのでとりあえず1ヶ月か2ヶ月待ってください。地中海コースだと少し早いですがパナマ運河コースだともう少し待ってくださいね(笑)」

そんなやり取りが平気である業界なのでとにかく変な部品を壊さないよう気をつける習慣がつきます。


今回はジョイント2個とパッキンでお値段9080円

なんでたかがジョイントが
汎用品でなしに一点物の削り出しなのか?
こんな設計してるから
ちょっと複雑な機械がポルシェやフェラーリみたいな値段になるんじゃないか?




さてやっと届いた高価なパーツ
間違っても組み付けで余計な傷を入れないように
保護カバーを着けてから取り付けるます



このカバーは廃棄の油圧ホースから
ジョイントのメス側を切り取って作った自家製
ちょっとの工夫で転ばぬ先のなんとやらです。






しっかり配管して
次回取り外したときに順番が分かるようにスプレーでマーキングして完成です。



これで再び造材が出来ます。\(^o^)/
めでたし♪めでたし♪♪