教育には、謙虚さと愛が必要だと思う。

ビリギャル著者の坪田信貴さんは、

その謙虚さと愛を持ち合わせた人。

 

受験のプロが、

「この生徒が合格するかどうか、わからない」

と言うなんて、どうかしてる。

…常識から考えたら。

 

プロなら、合否の予測はできて当然。

無謀な志望校は諦めさせて、

堅実なところを目指すように指導すべき。

 

でも、実はこの常識のほうが

間違っているかもしれない。

 

僕も現場で、無謀な志望校を掲げて、

なんとか説得してレベルを下げさせて、

合格した生徒を何人も見ている。

そして、その生徒が大学に通ってしばらくして

予備校に戻ってきたときに、

「先生、今の大学行ってよかったです!」

という声もたくさん聞く。

 

そりゃ、そうなんだよ。

自分の今の環境を否定するって、

なかなかできない。

受験をめっちゃ頑張ってたどり着いた今を

否定すると、過去を全部否定する気持ちになるから。

 

だから、志望校を下げて正解、

とも言い切れないケースは、

きっとたくさんある。

 

坪田先生は、

「僕にはこの子が無理かどうかなんて判断できない」

と、YouTubeの動画でハッキリ言った。

https://youtu.be/RGKLX9bA504

(この動画はぜひ見てほしい。)

 

確かに、そうだ。

データとしては「無理だ」とか言える。

そして往々にしてそのデータが正しいことも多い。

 

でも、その生徒に「無理だ」と伝えることに、

どんなプラスがあるんだろうか。

 

よく聞く声としては、

「変な希望を持たせたら、落ちた時辛い思いをさせる」

 

いや。

少なくともビリギャル本人の小林さやかさんは違う。

どんな結果が出ても納得できるくらいに、

受験勉強をやりきった。

その経験が今に生きている。

(今はアメリカの大学院を目指して勉強中だ)

 

落ちてショックを受けても、それも良い経験。

「やりきった」と言えるほど頑張れるように、

背中を押して支えてあげるのが、

大人の役割ではないのか。

万が一落ちても大丈夫、と思える関係づくりと

環境づくり、メンタル作りをしているかどうかだ。

 

坪田先生は言う。

「できるかできないか、の二択じゃない。

 やれば伸びる、だ」

 

やれば、必ず伸びる。

伸びた成功体験を積ませると、

勉強も好きになる。

たとえ不合格になっても、

確実に財産が子どもの中に残る。

 

こういう教育、広めていきたい。

坪田先生のような大人が、増えるといいな。

少なくとも僕は、坪田先生のような先生に

なれるよう、努力しています。

 

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