今日はちょっと「勝負」についてのお話を。

受験とは、どんなに綺麗事を言っても、やっぱり勝負ですよね。
勝つ人がいれば負ける人がいる。
(正確には合格する人と不合格になる人、ですね)

では、勝負に勝つために、どんなことを考えながら過ごしていますか?

勝負というのは必ず相手がいます。
相手に勝つためには、何をすればよいのでしょうか。

非常に単純に考えれば、ある人に勝つためには、
その人が勉強をしていないときにする。
もちろん、その人が勉強しているときも勉強する。

単純に、勉強量を上回るようにする。

それが無理なら、勉強法を追求してみる。
ただ、勉強法を追求すれば練習量を追い求めなくてもいい、とはなりませんね。

あとは、「勝ちグセ」をつけることが重要になります。
最初はどんな勝負でもいいです。勝つことです。
勝つ感覚を鍛えていくことです。
負けグセのある人は、どこかで自分が「負けるように」仕向けていきます。
負けている自分の姿をありありとイメージしてしまい、知らず知らずのうちに
そちらに進んでいってしまいます。
これが恐ろしいのが、ほぼ無意識なのです。
ただ、自分の中を探求していくと、「どうせ私なんか…」という思いが、
心のどこかにあることに気づきます。

その負けグセを勝ちグセに変えていくことが重要です。
小さな勝負でも勝ち続けていくと、「勝てる自分」に確信が持てるようになります。

よく「成功体験」という言葉を耳にしますが、まさにこれです。
小さくてもいいです。成功体験を多く積むことです。
その中で仮に負けてしまったとしても、反省は必要ありません。
「どうして負けたんだろう?」
と原因を判明させ、改善する。それだけでOKです。
反省をすると、気持ちでもなんだか負けてしまった気分になります。
負けても、それを次に活かせば本当の意味での負けではありません。

ぜひ、小さな成功体験をたくさん積んで、「勝ちグセ」をつけていきましょう。