ひとまずプロットのOKが出ました♪ |  すぐすぐの実 -Ameba ver.-

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ここ最近、

舞台版『らせんかいろ』の公演が近づけば近づくほどに、

『らせんかいろ』一色に生活が染まりつつあったのですが、

これでも別件でプロットを出さないといけないという仕事が入っていたので、

寝る時間をもりもり削って、

細々とできる時にちょこっとずつ作業を進めていました。

 

でね!

昨夜、なんとか書き上げたプロットを先方様へ提出したのですが、

 

 

面白いじゃ~ん♪

 

 

と、仰っていただけましたヽ(*´ワ`)ノ

 

ちょっと一安心です♪

同じシリーズの2作目だったのですが、

1作目は思っていた以上に、高評価を頂いてしまったので、

2作目で「なんだ、この間のはまぐれだったのかw」と思われてしまうんじゃないかと、

けっこう内心、ドキドキしていたのです。

 

でもでも!

今回もまさかの高評価!

ビギナーズラックはまだ健在のようです。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ☆

 

声優にしろ、ライターにしろ、

クリエイティブなお仕事って、

自分のオリジナルを相手に認めてもらわないと意味がないと思うのです。

 

例えば、

実際にあった話なのですが、

ある新人声優が、アニメの現場で収録に挑みました。

本人的にはやりきった感があったので、OAがとても楽しみだったのです。

そして新人声優はOA当日、くだんのアニメを見たのですが、

なんと!

自分が演じたはずのキャラクターが自分の声じゃなかったのです!

でも、エンディングロールには、自分の名前と役名がしっかり表示されているではありませんか!

一体、これはどういう事なんだ?と思いますよねw

 

実は収録時に、音響監督やスタッフ的には、

その新人声優さんの芝居が、とてもOA出来るレベルではないと思っていたのです。

それなので、収録するだけして、新人声優が帰った後、

その日の共演者である別の声優さんに別録りしてもらい、

その別録りをOAに乗せた…というわけだったのです。

 

でも、ギャラはちゃんと新人声優に支払われていました。

でね! この新人声優は、こう思ったのです。

 

 

くっそぉ、自分のレベルが低いからこうなった。悔しい。

現場に出るだけじゃ意味がない。

名前がテロップに乗ったからって意味がない。

演技で、自分を認めてもらわない限り、なんの意味もない!

 

 

これ以降、その新人声優は、

今まで以上に真剣に演技力を磨き、

今では普通にTVアニメなどにお声がかかるまでとなりました。

 

 

実はコレ。

私の後輩ちゃんのお話ですw

 

でね!

私はこの話を真実として知っているので、

 

どんなジャンルだろうが、

名義貸し的な仕事をしても意味がない。

自分が提出した作品や演技が、

そのまま使われない限り、それは意味がない。

もはや仕事とは呼べない。呼んでもいけない。

それを認めてしまったら、満足して受け入れてしまったら、自分の成長はそこで止まってしまう。

それは一番恥ずべき事だろう。

 

と思うのです。

 

それなので、

仕事として、

前作以上のクオリティを提供するのはもちろんの事なのですが、

それと同時に、

私はよく原案者とか原作者なんて言われますけど、

ただ話のネタを提供するだけではいけないとも思っています。

 

提供するからには、

スタッフ全員を納得させる程度のレベルは最低限必須ですし、

仮に、スタッフ事情なんかで多少湾曲された演出がほどこされたとしても、

ちゃんと意味のある理由づけがあった上での湾曲演出でなければ、

単に自分の提供したものが使えるレベルじゃなかっただけ…と思うのです。

 

 

そんなわけで、

今回のプロットも、

めちゃくちゃドキドキしていたのですが、

ひとまず高評価を頂けたのでほっと一安心です♡

 

そして嬉しい事に、

「引き続き、3作目、4作目も考えておいてね」と仰っていただけました!

 

きちんと次につながってこそ、

初めて「仕事をした」と言えると思えるので、

まずはその第一歩を踏み出せたのかなぁと、思います。

 

でも!

これに満足せず、精進して、

更なる飛躍につなげられるよう頑張っていこうと思います(*゚∀゚)=3ムホ☆