オーディションと宣材写真とプロフィール♪ |  すぐすぐの実 -Ameba ver.-

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先日、
舞台版『らせんかいろ』のキャストオーディションを開催しましたが、
その時に、こちらが提示した募集要項というのが…


【応募方法】
件名に『朗読劇「らせんかいろ」オーディション』と記載し、
・お名前
・電話番号
・所属事務所orフリーランス
・簡単な自己紹介
・顔が分かる写真
・プロフィール
以上6項目を本文に記載、添付し、
「●●@gmail.com」
までご連絡くださいませ。


でした。


あ、先に断っておきますが、
このように提示しているからには、
『らせんかいろ』的には、
要項さえ守ってもらえれば、
皆さんが思った通りの感じで送って頂いて大丈夫です!

但し!

よそ様のオーディションだったら、
このように大まかにしか書いていなかったとしても、
提出内容の書類や写真など、
内容を細かくチェックされるので用心してください!


例えば!

簡単な自己紹介


簡単と書いてあるからといって、
適当に書けばいいってもんではありません!
オーディション用の履歴書に書かれているような最低限必要な情報。
それは書かなくてはならないのです!

つまり、
「事務所所属の有無」「芸歴・職歴」「学歴」「志望動機」
「趣味、特技」「自己PR」

最低限、コレだけは押さえておきたいところです。

まぁ、舞台など人前に出るオーディションであれば、
衣装などの関係もあるので、
身長、体重、3サイズ、足のサイズなども最低限必要です。

そして、気をつけないといけないのが、
コレらをただ書けばいいってものではありません!

審査員が見やすいように、
体裁よく書くべきなのです。

それはなぜか?

以前、某大手芸能事務所、数社のマネージャーや幹部の方々が仰っていましたが、
受験する側からすれば、「受かる」為に行われるオーディションですが、
審査する側からすると、「落とす」為のオーディション
なのだそうです。

つまり、審査員は不合格の要素を探しているのだそうです。
だからこそ、書類なんて隅々まで読まない。
受験者が「私を見て!」と工夫を凝らした書類は別とはいえ、
基本的に読みにく書類は尚の事、飛ばします。
だらだら長文で書いた物は、もれなく読まれません。


だって、もしあなたが審査員の立場だとして、
日に何十人と書類を読むんですよ?
読みやすい書類と、読みにくい書類。
どっちが好感を持てますか?
やっぱり審査員側への配慮、気遣いを感じる、
読みやすい書類の方が、好感度が高いですよね。


などなど、
そんな理由も含めて、
〝相手に読ませる〟体裁の良い書類を提出するのが、
暗黙の了解事項であり、必須なのです!


でも、中には、
「どんなのが体裁よいのかなんてわからないよ!」
という方がいらっしゃると思います。

でも、あなたは「わからない」というだけで、調べましたか?

相手はそういうところも見てきます。

ちなみに、
体裁よい書類がわからなければ、
web上にもたくさんあるので、「オーディション用の履歴書」をダウンロードしてみて下さい。
ダウンロードしても、文字がはめ込められない等であれば、
履歴書を参考に、WordやExcelを使って、少しでも見栄えよく頑張りましょう♪



さて、他に見られているポイントとしては、

顔が分かる写真

があります。

これね、今回のオーディションでもめちゃくちゃ多かったのですが、
基本的に…
スナップ写真はNGですよw

やはり宣材写真を用意しましょう♪

これも同じ理由で、
審査員は参加者をふるいにかける為に、
「落とす」オーディションをしているので、
スナップ写真などは、
「は? ヤル気あるの?」とか、
「宣材写真も無いなんて、日ごろの心構えがなってない」など、
悪いように取られてしまいます。

それなので、オーディションを考えている方は、
バストアップと全身の写真は、
常に用意しておくと良いと思われます。

ちなみに、私の宣材写真はスマホで撮ったもので、
中には自撮りもありますが、
きちんと宣材写真に見えるように加工しています。

それなので、スナップ写真を出す方は、
せめて、宣材写真に見えるように加工する事をオススメします。

「そんなの出来ないよ!」
という方は、
〝宣材写真に見える〟スナップ写真を用意して下さい♪
別に、自然の風景などの背景があっても大丈夫です!
それが「オーディション用に用意してます!」という写真が良いそうです。

ポイントは、審査員にヤル気を感じさせられるかどうか、です。

でもま。
出来れば、スタジオできちんと撮った写真の方が良いんですけどね。
というのも、写真の良し悪し自体も大事だからです(^-^;



とまぁ、先日のオーディションで、
めちゃくちゃ気になったのは、この2点。

でもね、ぶっちゃけ思います。




「だったら最初から言えよ、面倒くせぇなw」



でもね、先ほどの某大手芸能事務所の方が仰るには、
「あえて言わない事で、人間性や配慮、
 気付けるか、などを見ている」のだそうです。



あ、ちなみに何度も言いますが、
今回の舞台版『らせんかいろ』では、
ご提出いただいた書類内容・体裁、見た目に関しては、審査対象ではないので、
「やっちまった! スナップ写真だわw」とか、
「メールみたいに、だらだらプロフィールを書いて送っちゃった」とか。
そんな方でも、安心してくださいね♪
純粋に、「演技力」「素の人間性」などで審査しておりますので♡

ただ、よそ様のオーディションでは、
一発アウトな方が多数いらっしゃったので、
偉そうですが、若輩ならがBlogに書かせて頂きました♪


でも、こういうのも、
立場が代わり、審査員をするからこそ見えてくる部分でもあるので、
自分がエントリーする側の時は、
気を付ける要素として勉強になりました♪


なにはともあれ、
私も場所が変わればエントリーする側。
審査される側です!

なので、声優活動している時は、
皆さんと一緒に「受かってやる!」という気持ちで、
頑張っていきたいと思います!