江戸っこあるある しょの6 |  すぐすぐの実 -Ameba ver.-

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鬼平犯科帳を読んでいると、
時々出てくる
『ものの本によると』の表記。
池波正太郎さんが時代小説を書く時に使ったとされる資料本なんですけど、
何気に私…この資料本がめちゃくちゃ欲しいんです(*゚∀゚)=3ムホ☆

さてさて。
―江戸時代を知るには、やはり江戸時代の出版物に頼るしかない(`・ω・´)シャキ-ン
というわけで、



新訂 江戸名所図会 全8冊セット
(ちくま学芸文庫/定価:11,025円)


この本がめちゃくちゃ欲しいんです(*≧艸≦)ププ☆

ちなみに、どんな本なのかと言うと、
今も昔も東京(江戸)の中心は日本橋。
そこから江戸の各町や近郊について由来や名所案内をイラスト付きで記載していて、
言わば…江戸のガイドブックみたいなもんですかね?

しかもかなりの超大作で、
江戸名所図会は、
江戸時代後期の天保年間に作られたもので、
前半1~3巻までの10冊は、1834年に刊行され、
後半4~7巻までの10冊は、1836年(天保7年)に刊行された、
合計20冊の本なのです。

切絵図をいくら見ても、
その場所で当時、どういうお店があったのか、
どんな雰囲気だったのか、
人はどうだったのか等など。
地図だけではわからない部分を江戸名所図会で補えたら…
ちょっと無敵だと思いませんか?
。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ☆




―って私はどこへ向かっているんだΣ(゚Д゚;;;)




でも、気になっている本なのですラブラブ


ちなみに、池波正太郎さんは、
これ以外にも、
江戸買物独案内
という1824年(文政7年)に出版された本も資料として使っていらっしゃったようで、
この本には、当時の買い物情報や飲食関連の商店情報がつらなっているようです。

これも、私が持っている手元の資料に、
大まかに「○○の場所は、◇◇問屋が多かった」なんてのは書いてあるんですけど、
江戸買物独案内のようなガイドブック的な細やかさはないので、
いつか手に入れてみたい本の1つです(*゚∀゚)=3ムホ☆

ちなみに、手元にある資料本だけでも、
江戸っこがかなりのグルメだった事がよくわかります。
そして当時の人々がいかに生き生きとしていたかもわかるのです音譜

江戸を知るには、
やはり大まかな事がわかる資料本と、
当時刊行された本と、
そして実際に自分で歩いて行ってみるのが良いと思う、
今日この頃なのでしたヽ(*´ワ`)ノ