■今号のスゴい★PR事例■
●NFLゲームでタッチダウンするたびに、65インチの
TVをプレゼント!
米液晶TVブランドとNFL選手がタイアップ●
読者の皆様、こんにちは。
アメリカでは、国内で一番人気のスポーツとも言える、NFLの2013-
2014年シーズンが開幕して(2013年9月5日開幕)、間もなく
2か月を迎えます。
連勝を重ね、地区首位を守るチームもあれば、5連敗などを喫するチーム
もあり、早くもその優劣が明らかになっている節もありますが、とは言え
来年のスーパーボールに向けて、どんどん注目度と関心が高まることは
間違いありません。
しかし、ここにきて、NFLの大ファンならずとも、その試合結果や内容に
興味を持ちそうな、あるキャンペーンがスタートしました。
その名は、
「TD's for TV's」
※Picture:Screenshot of vizio facebook page
TD'sとはTouch Down/タッチダウンを意味しているのですが、今回の
キャンペーン、
「タッチダウンをするごとに、TVをプレゼント!」
という、何とも大盤振る舞いな企画なのです。
今回この企画を実施しているのは、アメリカで2000年代終盤からその
シェアを伸ばしている液晶テレビメーカー、
「VIZIO/ビジオ」
です。
※VIZIO Website
http://www.vizio.com/
同社は、いわゆる「ファブレス」液晶テレビメーカーと呼ばれるもので、
液晶テレビの企画と設計のみを行っている企業です。
南カリフォルニア大学卒のウィリアム・ワン氏が2005年位に創業。
低価格を武器に、韓国の液晶テレビメーカーなどとも競合しながらも
業績を伸ばしてきた企業なのです。
そして、今回、このVIZIOとタッグを組んでキャンペーンの重要な一役である、
「タッチダウン」をとるプレーヤーというのが、NFLのAFC東地区に所属する
チーム、「Buffalo Bills/バッファロー・ビルズ」に所属し、スターティング
プレーヤーとして活躍しているワイドレシーバー、
「Stevie Johnson/スティーブ・ジョンソン」
です。
※Picture:Screenshot of wikipedia ''Steve Johnson''
スティーブは、2008年にNFLのドラフトで、バッファロー・ビルズから
7巡目で指名を受けて以来、バッファロー・ビルズ一筋。
2010年には、今回のビジオ社から
「Top Value Performer」
の栄誉も授与されるなど、同チームでも注目の選手です。
さて、日ごろから、ビジオ社は、
「VIZIO FANDEMONIUM/ビジオ ファンデモニアム」
という、同社が運営している、スポーツファンが集まるネットワーク
サイトを介して、スポーツを愛するファン(かつ、願わくばVIZIOファン
もしくはユーザー)の交流を促進したり、そこでのユーザーの発言や
活動に応じたポイント獲得システムで、様々なプレゼント企画を実施
したりしています。
※Picture:Screenshot of FANDEMONIUM Website
それをさらに広げたのが、今回の「TD's for TV's」のキャンペーン。
実は、同様の試みを昨年も実施しており、昨年はシーズン中に12台の
テレビを、スティーブの出身地を含む3つの都市に寄贈しました。
このキャンペーンが好評だったことから、今年はさらにその規模を拡大。
プレゼントする対象は、FacebookやFANDEMONIUMからエントリーを行った
一般のファンのみならず、子どもたちの課外活動を支援する団体への
寄贈もスタートさせたのです。
その団体というのが、
「Boys and Girls Clubs of America 」。
※Boys and Girls Clubs of America Website
http://www.bgca.org/Pages/index.aspx
同クラブは、「BGCA」と呼ばれ、全米で、子どもたちに放課後の様々な
課外活動プログラムを、安全な場所や施設とともに提供している団体
です。
実は、バッファロー・ビルズのスティーブも、この組織のお世話になった
一人。
彼は以下のようなコメントを、このキャンペーンの実施に際し発表して
いました。
“Not only will Vizio fans who follow my success on the field have
a chance to be rewarded, but I’ll also get to support an organization
that taught me to strive for success off the field. With the support
of Vizio, every time I score a touchdown, I’ll be giving a Vizio
65-inch M-series HDTV to the local Boys & Girls Club in that city.”
「ビジオのファンだけが、TVをもらえるチャンスがあるだけでなく、今回は
私自身に「成功へ向かって努力すること」を教えてくれた団体(BGCA)を、
私がサポートすることになる。
ビジオのおかげで、タッチダウンを奪うたびに、ビジオの65インチの
HDTVを地域のBGCAにプレゼントすることができる。」
今回のキャンペーンでは、ビジオ社、スティーブそれぞれが、一般の
ビジオ製品ファンやNFLファンのみならず、アメリカの多くの人々に
対して、知名度を上げ、またこうした社会貢献活動を通して、その
好感度の向上にもつながるのではないでしょうか?
残念ながら、現在、「バッファロー・ビルズ」のAFC東地区での順位は、
4チーム中4位と低迷していますが、多くのNFLファン、またスティーブ
のような次なるスターを輩出するかもしれないBCGAのためにも、一つでも
多くのタッチダウンを奪って欲しいですね。
※ニュースソース
※TWICE
http://www.twice.com/articletype/news/vizio-kicks-stevie-johnson-promo-effort/108712
■編集後記■
読者の皆様、こんにちは。スゴい★PR編集担当の秦泉寺 明佳です。
例年にない台風たちが日本列島を通過し、すっかり秋が深まりましたね。
秋と言えば、食欲の秋、文学の秋、スポーツの秋・・・
そして、
忘れてはならないのは、行楽の秋ですよね。
私の地元、愛媛県松山市は、日本最古の名湯とも言われる道後温泉で
知られる観光地でもあります。
年中を通して観光客が訪れるのですが、やはり秋のこのシーズンはその
数が増えるように感じます。
さて、行楽の秋。ドライブに出かけるのが好きな私ですが、道中の楽しみ
の一つに、
「道路標識」
があります。
「道路標識」にも、地域によって特徴があるのはもちろんなのですが、私が
特に楽しみにしているのが、「動物注意」の、「警戒標識」です。
きっかけは、高速道路を通行しているときに、「驚いた表情の正面を向いた
たぬき」と「クールな顔で横切るたぬき」の2種類を同じ愛媛県内でも
発見したことです。
こちらが「驚いたバージョン」の警戒標識です。
これに出くわすと、なんとも嬉しく、ドライブが一層楽しくなります。
ちなみに、中国地方のとあるエリアでは、標識の枠からはみ出るほどに大きく、
そしてコミカルに描かれたタヌキ&サルにも出くわしたことがあります。
皆さんも、秋のドライブの合間に、道路標識を見直してみてはいかがですか?
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