■今号のスゴいPR事例■
2012年がスタートした。
昨年末から様々なメディアでは、2011年のトレンドの振り返りや2012年の
業界予測などが取り沙汰されている。
毎年年末に翌年のビューティー/メイクアップトレンド12をカレンダー
スタイルで発表する「メイベリン」の取り組みなども面白い。
※Maybellin next 12 months trend calender
http://www.bellasugar.com/New-Makeup-Nail-Ideas-2012-21073891
欧米では、「トレンド ''イン''」「トレンド ''アウト''」などと
表現されるのだが、今回はそんな中から、マーケティング業界全体の
トレンド予測と、フード/飲料業界に影響を与えそうな消費者12項目の
トレンド予測について報告したい。
まずは、マーケティング業界全体についての、5つの指摘を紹介したい。
以下は、米iContact社のプロダクトマネジメント部門、シニアマネージャー
のPeter Ghali氏によるものだ。

※iContact Website
http://www.icontact.com/
1)Eメールマーケティングは依然効果的
ソーシャルメディアへの企業の関心、並びに取り組みが盛んになった2011年
だったが、マーケティング予算投下の中心となっていたのは、Eメール
マーケティングだったと指摘されている。また、この予算は今後も増加傾向
にあり、消費者とコミュニケーションを図る、購買のモチベートを行うには
やはりEメールは欠かせないと考えられている。
また、ソーシャルメディアと連動すると、より効果・影響力を増すという
ことも指摘されている。

2)ソーシャルメディアへの取り組みは浸透。真の活用にはまだ時間を要する
多くの企業やマーケッターがソーシャルメディアの利用に乗り出した2011年
だったが、いまだその活用方法は確立されていないと指摘されている。
また、あまりにも多くのツールや多くのエキスパート、使い手が存在する
ため、「これが正しい」という回答は、ソーシャルメディアには成立しない
との指摘もある。
また、ソーシャルメディアは、「スプリント(短距離)」ではなく「マラソン」
だと表現されており、ユーザーとのコミュニケーションを図り、関係性を
築くにはじっくり長く時間を費やさなくてはならないことを覚悟しなくては
いけないと指摘されている。
3)Facebookが依然ナンバー1
米iContact社の最近の調査では、76%の各種ビジネスがFacebookに好意的、また
価値を認めているという結果が報告されている。
Facebook社は、その巨大なユーザーベースを武器に、企業やブランドに対して
様々なマーケティングプラットフォーム、ツールを提供してきた。2012年も、
そうした利用をより活発化させるべく、様々な変革、新サービスの投入が
予定されている。
4)モバイルマーケティングは試行錯誤が続く
誰もがその重要性は認識している、「モバイルマーケティング」。しかし、
携帯ウェブサイト、テキストメッセージング、QRコード、多種多様な
アプリケーションなど、そのツールが広範囲にわたることから、企業の
モバイルマーケティングへの効果的な投資が難しくなっていると指摘
されている。
大企業では予算を割いて、各種ツールを試し、その中から最も効果的な手法を
選択する、また経験値をためているところもあるが、中小規模のビジネスと
なると、受身的にならざるを得ない。
しかしながら、2012年は企業規模に関わらず、モバイルマーケティングに
積極的に取り組む必要性があると指摘されている。
5)全ては「コンテンツ」が鍵
企業のマーケティング活動を、受け取り手にとって常に新鮮かつ適切なものと
するためには、「コンテンツ」が鍵であると指摘されている。
2011年は、より注目されるコンテンツを生み出すため、企業間や企業内部(
部門間・ブランド間)で様々なコラボレーションが行われた。
マーケティングのチャネル自体が激増している中ではあるが、チャネルよりも
「コンテンツ」が大切なのだという点に立ち戻るべきだと指摘されている。
続いて、フード/飲料業界に影響を与えそうな、6つの消費者トレンドを紹介
したい。
こちらは、米コンサルティング会社のThe Hartman Groupが調査、発表したもの。
※The Hartman Group
http://www.hartman-group.com/
1)食卓の分裂
現代のアメリカの家庭では、親と同様に、子どもが「いつ、どこで、何を」
食べるかを主張、決定できる力関係にある。その結果、食事を取る場面、
形態が家庭内で分裂する傾向にある。
2)一人で食べる

ある調査によると、44%の成人男女が一人で食事をとっている。
3)スナック(間食)文化
48%の成人男女が間食を摂取。その結果、一人での食事、家族での食事の減少を
もたらしている。
4)即消費
食料品・飲料等の買い出し後、買ったものをすぐに消費する傾向が強い。
そのため、長期的・計画的な食事設計にならない。
5)新しいアメリカのファミリー像

シングルマザー(ファーザー)、多民族、一人世帯など、多様化
6)生活のクオリティ向上による、健康増進への注目
例えば、室内ランニングマシーンで運動するよりも、ダンスをエクササイズ
として活用するなどの傾向が高まっている。
最後に、同社が発表した、今年「トレンドイン」する食材のリストを
紹介して終わりにしたい。新たなヒットの芽が見えてくるかもしれない。
●Trending IN Item Lists/2012●
Real butter
Grass-fed meat
Sea salt
Healthy fats
Stevia
Chicken thigh/dark meat
Local, seasonal superfruits
Whole eggs, cage free
Farmstead cheese
The Family Dinner
Heirloom marbled pork
Fresh produce
Portion control
Dance/Zumba
Craft beer
Kettle potato chips
Eating dark leafy greens
■今号のPRの切り口■
1)
過去を振り返り、「できたこと(起こったこと)」「できなかったこと
(起こらなかったこと)」を整理すると、これからやるべきことが見えてくる
2)
消費者の「ヘルシー(健康)志向」はとどまるところを知らず。消費者に
受け入れられる鍵となるのは、そのプロダクトやサービスによって、
「生活の質が向上する」か否か。
■今号の目ウロコ度■
3ウロコ
「There is a time and place for everything.」
=物には時節
■More News and Trends/Editor's Eye■
・男性向け制汗スプレーの代名詞「Axe」が、女性に向けた展開をスタート!
http://racked.com/archives/2012/01/09/axe-is-now-coming-for-the-ladies.php#more
・ダースベイダー&ジェダイのハンバーガーが仏Quickに登場!
http://eater.com/archives/2012/01/04/quick-launches-darth-vader-and-jedi-hamburgers.php
・米大ヒット公開中映画「ドラゴン・タトウーの女」の豪華なガラスの家は、
スウェーデンストックホルム郊外に実在
http://curbed.com/archives/2012/01/09/the-glassy-house-from-the-girl-with-the-dragon-tattoo.php
・アメリカの朝の人気番組、TODAYの60周年を祝い、ダンキンドーナツがコラボ。
http://www.qsrmagazine.com/news/dunkin-donuts-celebrates-60-years-today-show
■編集後記■
メルマガ読者の皆様、こんにちは。編集担当の秦泉寺です。
2012年、明けましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしく
お願いいたします。
アメリカでは、お正月ムードというのはほとんどなく、年越しカウント
ダウンイベント(パーティー)等の華やぎが終わると、あっという間に
普段の生活に戻ります。日本のお正月の各種イベントやお祝いムードと
どうしても比較してしまう私には、少々さみしい年始となりました。
さて、先日からいくつかの映画を観てきました。
「Sherlock Holmes A Game of Shadows」、「The Girl with the dragon Tatoo」、
「Mission impossible 4」等です。
どれもそこそこ楽しめたのですが、個人的には世界的ベストセラーにも
なった「ミレニアム」シリーズの、第一作のリメイク版となった「ドラゴン
タトウーの女」が良かったです。
ちなみにこの映画、R指定を受けており、劇中にかなりの暴力、猟奇的、かつ
性的な描写が出てきます。映画館で私たちの隣に座ったのが、ティーンの
男の子と父親という2人組だったのですが、途中で男の子がお父さんに退出
をお願いし、途中退席していきました。
「大人の映画」なので、鑑賞される際には同伴者にご注意くださいませ。
ちなみに、私の街の映画館では、一人$8ほどで映画が見られます。
円高の今なら、日本に比べると格安。さらに、16時~17時半に上映開始の映画は、
一人$5.5という破格値。映画はアメリカ国民の大衆娯楽です。
日本の映画鑑賞料金ももっと安くなればいいのに、などと感じる毎日です。
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