『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳 -9ページ目

『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳

Excelの関数や機能をマスターするだけでは意味がない!じゃああとは何が必要なのか…22万部のベストセラーであり日本で一番売れているExcelの本、『たった一日で即戦力になるExcelの教科書』の著者、吉田拳の執筆原稿の下書き帳です。


 検算をするときなどに、大量のデータからランダムに数件のデータを選ぶことがあります。「無作為に」というのは意外と難しいもので、データ抽出に思わぬ時間がかかることも。乱数を発生させる関数、RANDBETWEEN関数を使えば、 素早く簡単にデータ抽出が可能です。

 アルファベット26文字の中からランダムに5件選びたい場合、

 1.B2セルに「=RANDBETWEEN(1,26)」と入力
 2.データ最下端行までドラッグコピー


図58-1 074


 3.並べ替えを行い、上位5件を抽出する


 RANDBETWEEN関数は「揮発関数」といい、シートに変更が加えられるたびに自動で再計算がなされます。自動的に日付を出してくれるTODAY関数もこの揮発関数の一種。一度出した数値をそのまま残したい場合は、値貼り付けを行う必要があります。










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 ルーティンワークの作業時間を短縮するには、関数を使って自動化できる仕組みが不可欠です。ただ、関数によっては空白のセルがあると無条件にエラー値が表示されるものも。エラー値の数式をいちいち削除するのではなく、エラー値を 表示しないよう設定を変えるほうが効率的。
 下表は、例として商品コードから商品名をVLOOKUP関数で表示したものです。商品コードが空欄の部分やマスタに商品コードがない部分にエラー値が出ています。


図43-1 073


 1. D2セルの「=」と「V」の間にカーソ ルを合わせて、「i」と入力する。[↓]を押して関数の候補からIFERRORを選択し、[Tab]で確定
 2. 数式の一番後ろにカーソルを合わせて「 , ” ” )」 を入力し、Enterで確定。最下端行までドラッグコピー


図43-2 073



※IFERROR関数はVer.2007以降で有効な関数です。

















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「VLOOKUP関数を使って、検索列より左側の値を持ってくるには?」。非常に多い質問の1つです。VLOOKUP関数にOFFSET関数とMATCH関数を組み合わせると可能になります。

 1.F2セルに「=VLOOKUP(E2,B:C,2)」と入力する


図40-1 072


 2.G2セルに「=OFFSET(B1,MATCH(E2,B:B,0)-1,-1)」と入力する



図40-2 072


 MATCH関数(E2,B:B,0)は、第一引数の検査値(E2セルの値)が第二引数の範囲(B列)で何番目にあるかという式で、答えは2。
 OFFSET関数の書式に当てはめると、
 第一引数:基準となるセル(この式ではB1)
 第二引数:基準セルから下にずらす行数(MATCH関数の答え2に調整値-1)
 第三引数:基準セルから右にずらす列数(-1)
 つまり、B1セルから下に1行、右に-1行(左に1行)ずらしたセル=A2セルです。
















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