表を素早く作るために欠かせないのが、「参照」に対する正しい理解。参照と は、「そのセルの値を見る」「そのセルの値を取りに行く」ことです。数式を使用 する際、使いたい値が入っているセルがある場合には、それを参照することで新た な入力の手間がなくなり、メンテナンスもしやすくなります。
B1セルに「 =A1」と入力すると、B1セルにA1セルの値「100」が入る
「参照元」と「参照先」という言葉は混同しやすいので注意しましょう。B1セル に 「 = A 1 」 と入力した場合 、 A1セルはB1セルの「参照元」であり、B1セルはA1セルの「参照先」となります。誤って説明されているものもあるので、注意しましょう。
トレース機能 「参照元のトレース」「参照先のトレース」を使ってみると、矢印 で参照が確認できます。
・A1セルにカーソルを合わせて「数式」タブ→「参照先のトレース」をクリ ック
・B1セルにカーソルを合わせて「数式」タブ→「参照元のトレース」をクリ ック
【数式の大量入力に欠かせない[F4]と[$]】
参照には「相対参照」と「絶対参照」の2種類があります。
相対参照:セルを参照している数式をドラッグコピーしたときに、参照するセルも 一緒に動く。
絶対参照:セルを参照している数式をドラッグコピーしたときに、固定されて動 かない。「$」を付けることで固定する。
絶対参照の「$」は、いちいちキーボードを使わなくても[F4]で付けられま す。絶対参照を使いこなすことで、素早くミスのない表作成が可能になります。
[F4]を押す回数によって、絶対参照の付き方が変わります。
1回 = $A $1 行・列ともに絶対参照
↓
2回 =A $1 行のみ絶対参照
↓
3回 = $A1 列のみ絶対参照
↓
4回 =A1 相対参照
※4回でループする
次ページのように構成比を出す表の場合、分子は左横のセルを、分母は合計欄のセルを常に参照します。
1. C1セルに「=B2/B11」と入力
2. 点滅している入力カーソルが「B11」の付近にある状態で[F4]を1回 押すと、「=B2/$B$11」に変わる
3. C2セルをC11セルまでドラッグコピーする
絶対参照を使いこなせば、以下のような逆L字マトリックス表を作る場合にも便利です。式を一度入力するだけで右側の表を一気に埋めることができ、作業が非常に楽になります。
J2セルに「=SUMIF( $G:$G, $I2&J$1, $E:$E)」と入力すると
右の表のすべてのセルに式をコピーできる
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