『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳 -2ページ目

『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳

Excelの関数や機能をマスターするだけでは意味がない!じゃああとは何が必要なのか…22万部のベストセラーであり日本で一番売れているExcelの本、『たった一日で即戦力になるExcelの教科書』の著者、吉田拳の執筆原稿の下書き帳です。

こんにちは。
すごい改善の吉田です。
 
22万部発行の『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』、そして
7万部発行の『たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書』に続く、
第三弾の本を現在執筆しています。
 
苦節3年。構想が広がったり散らかったりでなかなか書けませんでしたが、
最近になってようやくまとまり始め、怒涛の勢いで書き始めました。
 
テーマとしては、「Excelで何をやるか、やらないか」を中心に、
 
・Excelスキルは会社の数字スキルと両輪でなければ意味がない
・でないと報われないExcel仕事に忙殺されてしまいかねない
 
といった内容で、要はExcelで効率化と言っても、なんでもかんでも効率化すればいいってもんじゃない。
 
そのExcel仕事は本当に必要なものなのか、ほんとにやらなきゃいけないことなのかをきちんと問い、報われない作業に時間とスキルをムダ遣いすることのないようにというメッセージを込めています。
 
そのためにはやはり部署単位でものを考えるような「部分視点」ではなく、「会社全体」を見据える視点があるとそうした事態は避けやすくなります。
 
その視点がいわゆる「経営者視点」です。
 
ではそのような経営者視点はどのように養われるのか。
 
その一番の近道が、「中小企業の社長を経験してみること」だったりします。
 
サイバーエージェントでは新卒の新入社員をいきなり子会社の社長に抜擢する人事があります。あれこそまさに経営者人材育成の最高の手法と言えます。
 
また京セラの稲森和夫名誉会長はその講演の中で、経営幹部の選抜において、うどんの屋台をやらせようと真剣に考えたそうです。最初に資金を渡し、一定期間うどん屋台を経営して最も資金を増やしてきた者を幹部に抜擢しようと。
 
小さな事業経営を経験することで、リアルなヒト、モノ、カネの動き…特に「資金繰り」について理解が抜群に深まります。
 
経営者はとにかく資金繰りが最大の懸念事項で、自分の経営してる会社の支払い体力は十分にあるのかということを常に気にかけるのです。
 
そうすると、これはもちろんExcelに限ったことではありませんが、Excelを駆使して効率化しようとする仕事もこの「資金繰り」の安定に寄与するものでなければならないということです。
 
売上を向上し、経費を削減し、利益を増やし、銀行の預金残高を増やす。
 
この流れが続けば会社経営は安定し、引いては従業員の生活も安定するわけです。
 
漫然と給料をもらって淡々と仕事をこなすのではなく、この観点で仕事をすることで業績を上げ、それに伴って評価が高くなるような制度も必要です。
 
Excelスキルは会社の数字スキルと両輪でなければ意味がない。
 
このテーマで私は次の本の執筆も、今後の講演活動も語り続けていきたいと思います。
 
 
こんにちは。
すごい改善の吉田です。
 
前回の記事、
の続きです。

 

「会社の現預金残高を維持または増やし、黒字決算に貢献すること。」

 

この条件を達成してくれる社員が会社の役に立つ社員であり、

当然ながら高い評価を得ることになります。

 

そして究極的には、社内で行われるすべてのExcel作業は最終的には

この目的につながっているべきということになります。

 

さて、みなさんが日頃頑張っているExcel作業は

 

「会社の現預金残高の維持または増加と黒字決算」

 

に貢献しているでしょうか。

 

まず、この目的を達成するのに必要な条件は次の二つです。

 

売上を上げる(会社に入ってくるお金を増やす)。

経費を下げる(会社から出ていくお金を減らす)。

 

京セラの稲森和夫会長が

 

「売上を最大に。経費を最小に。されば利益は自ずから最大化する。」

 

 

と仰っているように、この極めて当たり前ともいえるシンプルな二つの目標が経営の大原則となります。

 

そのためのExcel作業とはどんなことをすればいいのか、このあと考えていきます。

 

売上から経費を引いた差額が利益になり(売上-経費=利益)、

この利益が会社の現預金残高を増やします。

 

また、売上が経費を上回り、きちんと利益が出た状態を「黒字」と言うわけですね。

 

したがって、会社から給料をもらう私たちは常に

「売上を上げる」か「経費を下げる」のいずれかまたは両方を意識して

仕事をすることで会社を安定させ、

自分自身も安心して暮らせる生活の基盤が築けるのです。

 

結論として、役に立つ不可欠なExcel作業であるかどうかを見極める最も根幹の判断基準は、

その作業が「売上アップ」か「経費ダウン」の少なくともいずれかに貢献していること、ということになります。

 

繰り返しますがその結果、

 

「会社の現預金残高の維持または増加と黒字決算」を実現することが目的です。

 

この目的を起点として、社内の各部署、各担当者に分かれて様々なExcel作業が発生していくことになります。

 

では、売上を上げるには、または経費を下げるにはどのようなExcel作業が必要なのか。

 

これを考える段階に進みます。

 

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こんにちは。
すごい改善の吉田です。

 

会社に勤めていると、「経営者視点を持て」とはよく言われることです。

 

まず、会社の役に立つ仕事をするのに必須である「経営者視点」とは何でしょうか。

 

これにはいろいろな考え方がありますが、私は次の考え方を提示します。

 

経営者視点とは、

 

「会社の「現預金残高」と「黒字決算」の2つについて常に危機感を持つ意識である」

 

ということです。

 

現預金残高というのは、言いかえれば様々な費用の「支払い可能金額」です。

 

なぜこれが大事なのでしょうか。

 

これを理解するには、経営者が最も恐れる事態は何かという経営者の不安を理解する必要があります。

 

言うまでもなく経営者が最も恐れること、それは会社の倒産です。

では、どんな状況になったら会社は倒産するのでしょうか。

 

企業の業績を伝えるニュースで「巨額の赤字を計上」などという情報を聞くと

 

「あの会社は大丈夫か、そんな赤字じゃ潰れるんじゃないか」

 

という声を聞いたことがありますが、

会社は赤字になったから潰れるというものではありません。

 

会社というのは現預金残高が少なくなり、従業員への給料や取引先への支払いなどができなくなると、

これ以上の事業継続は不可能という判断に至り、倒産に追い込まれるのです。

 

逆に、現預金が十分にあれば赤字になろうが売上が落ちようがすぐには倒産することはありません。

 

これは会社員の突然無職になっても、または家計が赤字状態でも、

ある程度の貯金があれば当面は生活していけることと同じです。

 

しかし会社の場合は赤字決算にしてしまうと、株主からの批判や金融機関からの資金借り入れに支障をきたす、または単純に世間体を気にしてなどの問題により、経営者は黒字決算を望むわけです。

 

これを「何を今さら当たり前のことを」と思われた読者の方は問題ありません。

 

しかし、私の研修に参加される会社員の方の中には、

 

「自分が給料さえもらえていれば、会社が赤字だろうが関係ない。」

 

「会社にはお金たくさんあるだろうし倒産なんてあり得ない。」

 

と言う意識の方が驚くほど多いのが現実なのです。

 

また、言われてみれば確かに当たり前と思ってるこの常識でも、

実際に常日頃から強く意識してお仕事されているかどうかを、

今いちど自問してみて頂きたいのです。

 

では、会社の役に立つとはどういうことか。

 

もうおわかりかと思いますが、私は次の考え方を提示します。

 

「会社の現預金残高を維持または増やし、黒字決算に貢献すること。」

 

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