なぜすべてのExcel作業に経営者視点が必要なのか(その1) | 『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳

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Excelの関数や機能をマスターするだけでは意味がない!じゃああとは何が必要なのか…22万部のベストセラーであり日本で一番売れているExcelの本、『たった一日で即戦力になるExcelの教科書』の著者、吉田拳の執筆原稿の下書き帳です。

こんにちは。
すごい改善の吉田です。

 

会社に勤めていると、「経営者視点を持て」とはよく言われることです。

 

まず、会社の役に立つ仕事をするのに必須である「経営者視点」とは何でしょうか。

 

これにはいろいろな考え方がありますが、私は次の考え方を提示します。

 

経営者視点とは、

 

「会社の「現預金残高」と「黒字決算」の2つについて常に危機感を持つ意識である」

 

ということです。

 

現預金残高というのは、言いかえれば様々な費用の「支払い可能金額」です。

 

なぜこれが大事なのでしょうか。

 

これを理解するには、経営者が最も恐れる事態は何かという経営者の不安を理解する必要があります。

 

言うまでもなく経営者が最も恐れること、それは会社の倒産です。

では、どんな状況になったら会社は倒産するのでしょうか。

 

企業の業績を伝えるニュースで「巨額の赤字を計上」などという情報を聞くと

 

「あの会社は大丈夫か、そんな赤字じゃ潰れるんじゃないか」

 

という声を聞いたことがありますが、

会社は赤字になったから潰れるというものではありません。

 

会社というのは現預金残高が少なくなり、従業員への給料や取引先への支払いなどができなくなると、

これ以上の事業継続は不可能という判断に至り、倒産に追い込まれるのです。

 

逆に、現預金が十分にあれば赤字になろうが売上が落ちようがすぐには倒産することはありません。

 

これは会社員の突然無職になっても、または家計が赤字状態でも、

ある程度の貯金があれば当面は生活していけることと同じです。

 

しかし会社の場合は赤字決算にしてしまうと、株主からの批判や金融機関からの資金借り入れに支障をきたす、または単純に世間体を気にしてなどの問題により、経営者は黒字決算を望むわけです。

 

これを「何を今さら当たり前のことを」と思われた読者の方は問題ありません。

 

しかし、私の研修に参加される会社員の方の中には、

 

「自分が給料さえもらえていれば、会社が赤字だろうが関係ない。」

 

「会社にはお金たくさんあるだろうし倒産なんてあり得ない。」

 

と言う意識の方が驚くほど多いのが現実なのです。

 

また、言われてみれば確かに当たり前と思ってるこの常識でも、

実際に常日頃から強く意識してお仕事されているかどうかを、

今いちど自問してみて頂きたいのです。

 

では、会社の役に立つとはどういうことか。

 

もうおわかりかと思いますが、私は次の考え方を提示します。

 

「会社の現預金残高を維持または増やし、黒字決算に貢献すること。」

 

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