『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳 -17ページ目

『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳

Excelの関数や機能をマスターするだけでは意味がない!じゃああとは何が必要なのか…22万部のベストセラーであり日本で一番売れているExcelの本、『たった一日で即戦力になるExcelの教科書』の著者、吉田拳の執筆原稿の下書き帳です。


 「並べ替え」機能は、仕事でExcelを使う上で必須の機能。たとえば社名と売上が含まれる顧客データについて、重要顧客から順にアプローチをかけるために 売上順に並べ替えを行う必要があります。データを素早く並べ替える機能はマスターしておいて損はありません。並べ替えには「簡単な方法」と「丁寧な方法」の2種類があり、用途に応じて使い分けます。

 【簡単な並べ替え】

データを日付順に並べ替えるなど1項目だけで並べ替えをする場合に便利です。

並べ替えたい項目列(A列)のセル1つを選択し、「データ」タブから「AZ↓」(昇順で並べ替え)のアイコンをクリック(降順で並べ替えを行う時には「ZA↓」)


図69-1 037


 【丁寧な並べ替え】

 データを判定欄で昇順、得点が高い順(降順)で並べ替える等、複数条 件がある場合にこちらを使います。

1. データベース形式のデー タの中のどれか1つのセルを選択した状態で、「データ」タブ→「並べ替え」をクリック


図69-2 037


2. 「最優先されるキー」で「判定」「昇順」を選択し、「レベルの追加」をクリック


図69-3 037


3. 「次に優先されるキー」で「得点」「降順」を選択し、「OK」をクリック


図69-4 037


4.データが判定(昇順)、得点(降順)で並べ替えられる



図69-5 037


 データベース形式の場合「先頭行をデータの見出しとして使用する」 に チ ェ ックが入っていなければ、項目行も並べ替えられてしまいます。逆に言うと、項目行の上に表タイトルなどが隣接して入力されている(データベース形式になっていない)場合は、項目行まで並べ替えられてしまいますので、注意が必要です。

 氏名など英数字以外の項目で並べ替えを行うときにうまくいかないのは、そのデ ータがフリガナデータを持っていないことが原因です。手入力したデータであれば、入力した通りのフリガナが設定されますが、ダウンロードしたデータやWebサ イトからコピーしたデータなどはフリガナを持たない場合があります。そのような場 合、一度、フリガナを持ったデータでマスタを作り、VLOOKUP関数などで置き 換える処理を行う必要があります。














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 データ件数が多い場合、先頭行に関数式を打ってダブルクリックし、オートフィルを行う方が多いことでしょう 。 この操作は、その列の右か左に必ず隣接するデータがあることが条件です。しかし、実務で使用するデータには空白行が入っているケースも多く、そうすると途中までしか関数式がコピーされていないことも。 膨大なデータをマウスでスクロールして最終行を確認するのは、時間がかかります。ショートカットを使ってデータが最終行まできちんとコピーされているかを一瞬で確認しましょう。

 1. 数式を入力したF2:K2セルを選択し、ダブルクリックで数式を下方向にコ ピー


図120-1 035
 

 2. F ~ K列のいずれかのセル(たとえばF2セル)を選択し、[Ctrl]+ [↓] を押して確認。619行目のデータが空白だったため、数式が618行目までしかコピーされていなかった


図120-2 035


 3. F618:K618の数式を選択し、数式を620行目までコピーし、再度オートフィルをかける

※必要に応じて1.2.の操作を繰り返す

[Ctrl]+カーソルキーは、データが続いている場合、そのデータの矢印の方向の一番端までカーソルを飛ばすことができます。また、[Ctrl]+[Shift]+カ ーソルキーでは、セル範囲を選択します。どちらも覚えておくと、実務で大変役に立つショートカットです。










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 CSVファイルをテキストエディタで開いてから貼り付けを行う場合など、「,」などの区切り文字で区切られたデータが1つのセル内に入ってしまうことがあります。 このままではExcelデータとしての処理や集計が行えないので、フィールドごとに別の列に入力する必要があります。「データ区切り」機能を使って一気にセルに分割し、作業時間を短縮しましょう。


1. A列を列ごと選択し、「データ」タブ→「区切り位置」をクリック


図80-1 034


2. 「区切り位置指定ウィザード-1/3」が立ち上がるので、そのまま「次へ」をクリック


図80-2 034


3. 「区切り文字」で「カンマ」にチェックを入れると「データのプレビュー」 でデータが区切られた様子が確認できるので「完了」をクリック


図80-3 034


4. データがフィールドごとに分割して入力される


図80-4 034











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