米Microsoft社のMicrosoft Azureを中心にクラウドサービスの導入を支援する。クラウド環境で動作するシステムの構築、保守、運用を手掛けるほか、ライセンス販売、汎用サービスの提供も行う。
生成AIを活用し、診療報酬の算定を効率化するシステムを開発する。順天堂大学と共同研究する。従来数十分かかることが多かった算定作業を数分程度に短縮することを目指す。
同社の大規模言語モデル(LLM)を使った生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」で電子カルテを読み取る。記載内容を分析し、厚生労働省が定めた標準請求コードを自動で選ぶ仕組み。標準請求コードを精度よく選定するために「検索拡張生成(RAG)」というAI技術を活用する。順天堂大のデータを使って実験を進める。
診療報酬算定の合理化は医療現場の主要課題の一つ。来院者の待ち時間が長くなる原因にもなっていた。
東証グロース上場企業。
『日本経済新聞』2024/03/27付。
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