No.2734☆(株)エアシェア(北海道帯広市) | 日本が誇る【すごい会社】

日本が誇る【すごい会社】

規模は小さくても、有名でなくても、日本一あるいは世界一の会社が我が国にはたくさんあります。製品やサービスの供給を通じて、我々の生活を豊かにしてくれる会社が我が国にはたくさんあります。そんな会社を、新聞・雑誌記事から抜粋してご紹介しています。

 

小型航空機やヘリコプターをシェアリングするサービスを展開している。空を自由に移動したい旅行者と、セスナ機やヘリコプターなどの航空機オーナーと、プロのパイロットをオンラインでマッチングする。

利用者とレンタカー事業者、ドライバーをオンラインでつなぐシステム「DRIVA(ドライバ)」を提供する。既存の航空機のオーナーとパイロット、利用者をつなぐシステムで培ったノウハウを今回のマッチングサービスでも活用した。国際的なスノーリゾートのニセコでレンタカーと運転手をマッチングするサービスを始めた。利用者はエアシェアのシステムを通じてレンタカーと運転手をそれぞれ時間単位で契約する。

ドライバーは、タクシー運転手などに必要な第2種運転免許を持たない人でも登録できる。観光地や過疎地でタクシー不足が深刻化する中、新サービスを普及し公共交通の補完を目指す。

ニセコエリアのホテルや飲食店が代理店となっている。利用者はまず人数や利用時間、出発場所や目的地を指定する。次に登録されたレンタカーから車種を選び、ドライバーを依頼する。利用者は選択したドライバーに運転してもらい移動する。利用料金は、レンタカーの提供者や運転手側がそれぞれ自由に設定できる。人件費が高騰する冬季のニセコでは、5人乗りの普通乗用車を1時間利用した場合、車両のレンタル料とドライバー費用、手数料を含め合計で1万円強となる。

3月末までは実証期間で、運転手は人材派遣会社などを仲介して登録する。運転歴などは派遣会社が面接して確認するという。自動車もレンタカー車両を使う。


『日本経済新聞』2024/02/09付。
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