No.1909☆コンテックス(株)(愛媛県今治市) | 日本が誇る【すごい会社】

日本が誇る【すごい会社】

規模は小さくても、有名でなくても、日本一あるいは世界一の会社が我が国にはたくさんあります。製品やサービスの供給を通じて、我々の生活を豊かにしてくれる会社が我が国にはたくさんあります。そんな会社を、新聞・雑誌記事から抜粋してご紹介しています。

 

1934年に近藤タオル工場として創業。洗練されたデザインのタオルからポップな色柄のベビー用品まで、豊富な自社企画商品をそろえる。

衣料の裁断くずやペットボトルを再生したリサイクル繊維を使ったタオルを開発した。海洋プラスチックごみなど消費者の環境問題への関心の高まりに対応し、ブランケットや靴下など環境に配慮した商品群を順次投入し、販路拡大につなげる。

リサイクル繊維を使用した商品を「コンテックスリサイクル」としてシリーズ化する。原料の糸は70年以上リサイクル繊維を手掛け、「ZARA」や「H&M」など海外大手衣料ブランドと取引のあるスペインのメーカーから輸入する。このメーカーは縫製工場から出る綿やウールの裁断くず、余った生地などを回収。色や素材ごとに分別、破砕して新たな糸に加工している。

コンテックスは回収ペットボトルのリサイクル繊維などと組み合わせて、タオルなどに仕上げる。染色が不要なため、生産工程での水や化学薬品の使用を抑えられる。フェースタオル1枚あたり、ペットボトル2本程度を再生する。今冬から来春にかけてブランケットや靴下などを順次発売。初回生産分で約1500キログラムのリサイクル糸を使用する見込み。

『日経産業新聞』2019/11/25付。
http://kontex.co.jp/

 

http://kontex.co.jp/