10月から熊本市電の定期券が紙券からIC定期券に切り替わりました。
JRと違って9月末をもって紙の定期券は発売中止となりました。
11月になりましたから9月末に紙の1ヶ月定期券を購入した人は期限切れとなりました。9月末に紙の3ヶ月定期券を購入した人が使い切れば熊本市電からは紙の定期券は完全に消える事になります。
また券面区間が「市電全線」となりました。値段はそのままです。
サービスの一環なのかバスの客も奪いたいのかコンピューターの容量を小さくして定期券導入のコストを下げたいのか?わかりません。
実際に購入するとこうなります。
10月末で切れたので11月は通常のnimocaカードにして比較してみました。
(ECO)とはエコ定期券の意味で土日祝に家族と乗ると同伴者は大人100円小児50円で乗れるお得な制度です。
同じく環境定期券制度が熊本電鉄の電車・バスにも存在します。
確認しましたら同伴する家族に対して適用されるばかりではなく定期券名義人本人単独でも利用できるとのこと。
しかし熊本市電は10月から系統別の区間から全線へ適用区間が拡大緩和されましたから定期券の本人単独乗車については市電では関係なさそうです。
それから以前にSUGOCAの時にも書きましたがIC定期券が導入されるとチャージ金も定期券有効期間が過ぎれば無効になるのか?といった誤解が多いです。
見たままでは1枚のカードですが定期券「機能」が従来のカードに付いただけです。
チャージ金と定期券機能は全く別物でチャージ金は10年間有効ですからご安心下さい。
めじろんnimocaやくまモンの記念カードでも定期券は載せられるそうですがSUGOCAやSuicaは載せられないそうです。