ヤマザクラの実が苗木になるまで。① | 長國 ~木頭絵巻~

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那賀町木頭の建築会社「廣間組(有)」
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山桜の保全活動等に取り組む任意団体「山櫻プロジェクト会」 の共同ブログとなっています。
那賀町木頭を中心にイベント情報や活動状況、日々の出来事などを掲載しています。

梅雨が開け、やっとカラッとしたお天気になってきました。

 

今日は、ヤマザクラの実が苗木になるまでをちょこっとご紹介。

 

5月中旬

すっかり桜の花も散った頃

熟れた実の採取が始まります。

 

 

真っ赤に、真っ黒に熟れた実は美味しそう

さくらんぼとブルーベリーの間みたいな雰囲気です。

 

 

そのままではとても美味しくは食べれたもんじゃない味なのですが

何故か毎年いける気がして、食べては「苦い...」の繰り返し。(私だけ)

 

あ、でもしだれ桜の実は甘いんですよ照れ

 

 

そして集めた実から種を取り出します

 

種のサイズは約5mm

果肉と混ざるので、気を抜いたらすぐ見落とします...笑

 

 

 

これがビフォー・アフター

 

 

この種を乾燥させて、種類ごととか数量ごとに分けて

お茶っ葉を入れる袋に入れます。

 

 

 

 

 

種拾いが終わって、準備できたら

6月、穴を掘って種を貯蔵します

 

 

 

並べて埋めます

 

 

 

翌年の2月まで、種たちは土の中。

 

さて、今日はここまで。

 

続きは来週ぶーぶー