別注品のテーブル脚が組みあがったので、塗装前の確認をしています。
角パイプの内側に鉄板を溶接してあるのですが、その溶接の盛りが
パイプの端から何ミリの位置まであるのかノギスで測っています。
ノギスは挟んで測るだけではなく、こういった深さも測れるのですが
あまり使わない方は知らなかったりするので紹介したいと思います。
パイプの端部にノギスの底部分を当てて、
ノギスの内側の棒を伸ばします。
矢印が伸びた棒の部分。
ノギスの底から伸びた棒の先端までの距離が溶接の盛りまで
の深さになります。
数字の読み方は、上の写真の目盛りに大きい数字と小さい数字
がありますが、小さい方の”0”との目盛りが大きい方の
数字の目盛りの4をこえた辺りにあるので先ず約4㎜。
小数点以下は小さい数字の目盛りと大きい数字の目盛りが
ピッタリ合うところを見るので、この場合
小さい数字の”4”と大きい数字”2”の所がピッタリ
きているので”0.4”ということでこの場合4.4㎜となります。
個人的にノギスは道具として見た目が好きで、
目盛りがダイヤル式の物なんかもあってかっこいいです。
目を描くとかわいくもなります。
ナガイ