ただいま「第4次産業革命中」って知ってましたか? | 伊豆の中心で愛を酒ブログ★杉山商店日記

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伊豆の国市で酒屋の店長をしている、すぎちゃんこと杉山雅一がお酒や趣味のアレコレ、そして伊豆の魅力をお伝えします。

こんばんは!
 
最近ついつい仕事のメールやメッセージのやり取りが面倒くさくなって、
結局、電話しちゃうことが多い・・・
伊豆の国市にある酒屋「お酒と食のセレクトショップ」店長の杉山です。
 
仕事上のやり取りなど、微妙な言葉の表現が文字では伝えにくくて、結局のトコロ、電話してしまうなんてことありませんか?忙しい時などは特に。
 
僕も仕事のやり取りや、消防団のやり取りなどなど、多くの連絡手段をSNSのメッセージで行っています。仕事の合間にメッセージするだけで、連絡が伝わるんですからメッチャ便利です。
しかし、複雑な話を文字におこして表現すると、文章が長くなってしまったり、ちょっとしたニュアンスの違いで、双方の受け取り方が変わってきたりと、結局電話に頼ってしまう事が多々あります。
 
話せばすぐに伝わる、「リアルな会話」がすぐに解決してくれる会話マジック。
面倒くさい入力操作もなく、「声」に発して伝えるだけ、至って簡単。
 
あ、なぜ?こんな当たり前の事を書いたかというと・・・
 
先日行われた東京でのビジネスセミナーの一幕でのこと。
 
 
歴史の教科書で習って知っていた産業革命は「第2次」まででしたが…
現代は、もうすでに「第4次産業革命」のまっただ中だってこと。
 
「第3次産業革命」と呼ばれるの時代を生きてきたにもかかわらず、革命という言葉に気づいていませんでした!!(汗)
 
第3次のコンピューターの普及によるデジタルとネットによる革命よりも、さらに進んだ人工知能とロボットがライフスタイルに影響を与える時代が「第4次産業革命」だそうです。
 
そんな世の中は、コンピューターとのインターフェースは「声」。
 
初めにお伝えした、電話の話が、やっとここで繋がるのがわかりましたか?
前フリってヤツです。下手なフリですが(笑)
 
すでにスマホなどでもiPhoneの「Siri」や「OK Google」など音声検索もあるし、「Pepper」など会話ができるロボットがあります。
 
これらがさらに進化して、僕達の生活を便利に豊かにしてくれる時代がすぐそこまで来ているワケです。
 
でもでも、よ~く考えると・・・便利になればなるほど、今人間が働いている仕事にも影響しますよね。もしかしたら、僕たちの仕事がなくなってしまう世の中になるかもしれませんから。
 
僕の仕事の酒屋でも、お客さんが、お酒を買い物して、お金をお支払いいただく。という流れだけなら、ロボットでも十分に対応が可能です。
お店の中が自動販売機みたいな感じ。もし会話や接客を好まないお客さんだったら、その方が逆に便利に感じるかもしれません。
 
他の業種でも同じことが言えるでしょう。コンビニやスーパーのレジ係り、ホテルや旅館のフロント業務、タクシーやバスの運転手、などなど、考えたらきりがないほど。
 
もしかしたら、今ある仕事の業種の中では、ロボットにとって代わられて、なくなってしまう業種だってあるかもしれません。
 
そんな未来の世の中の流れを敏感に察知して、物事の道理を踏まえながら、より支持される仕事をするにはどうすればいいのか?
 
第二の前フリが、完全に長くなってしまいましたが・・・
 
 
先日行われた、僕の尊敬する師匠である、藤村正宏先生の「エクスマ新春セミナー」の冒頭では、そのような未来から読み取るビジネスの行方のお話がありました。
 
毎年1月に行われる年初めのビジネスセミナー新春版なのですが、今年は特にハンパなかったです!
なんと!500人の参加者が集まったんですよ!しかも平日の昼過ぎから!!
7時間にわたる超ロング講演にもかかわらずです。
相当な意識の高スギる人たちに違いありませんよね。ホントに。
 
 
芸能人よりも芸能人な短パン社長も、それはそれは興奮してましたよ。(笑)
 
 
コンピューターやロボットに仕事を奪われず、はたまたしっかりとお客様に支持される仕事作りってなんなのか?
 
その答えのヒントになる道筋を、今回のゲスト講師11人がナビゲートしてくれました。
 
薬局、建材業、缶製造業、旅館業、美容コンサルタント、コンクリート屋、美容師、税理士、クリーニング屋、アパレル業、プータロー(笑)。すべてが異業種です。
 
本業を楽しい仕事と捉えて成功を納めている経営者たちならではの、貴重な体験談と気づきです。
 
過去の自分が育んできた「個性」をプラスした「独自性」。
「個」の発信がロボットやコンピューターには出せない「人間味」を生み出す。
共通の共感や体験から生まれる人と人との関係性。
 
結局はどんな仕事の先でも、人がいることを忘れてはならないってことです。
僕なりに解釈したのは、仕事は人と人との関わり合いの中でしか存在しえないんじゃないかなって。
それはどんなに閉鎖的な空間での仕事や、普段人と関わらない仕事であっても…最終的に末端の消費者となるお客様にとって喜ばれるモノやコト、対価を得るにふさわしいモノやコト売りは、立派な仕事ではないかと。
 
だから、今の自分の仕事も、最終的に誰に届けたいのか?誰のための仕事なのか?をしっかりと考えることによって、日々の自分の仕事内容が変わってくるのではないかと思います。
 
単調なルーティーンワークでは、近い未来、頭の良いAIを搭載したロボットに取って代わられます。確実に。
 
自分しかできない、「仕合せ」を感じてもらえる仕事作りって何なのか?を、もう一度しっかりと考えたいと思いました。
 
それは、今の常識ではおおよそ見つからないでしょう。
 
常軌を逸した「逸脱」の思考からでないと。
 
 
藤村先生は最後に言いました。
 
仕事の常識ってなんだろう。 
過去の逸脱した思想の繰り返しが今の常識を作った。
逸脱が新しい常識を作る。 
逸脱が新しい成長を作る。 
いままでの常識をもう一度見直してみよう。
 
そして壮大な夢をみよう。
 
 
今回のセミナーで初めて同業種の仲間の酒屋が3人そろいました。
 
中央:ファットこと佐藤さん
右:中山くんこと中川さん(知らない人わかりにくいな)笑
 
これからさらに、業界の常識に捉われない楽しい酒屋を目指して頑張ろうと誓いました!
 
酒屋がどんどん減少していく中で…若い人たちから、楽しい酒屋ならやってみたい!と思ってもらえる人が出てきたらいいな~と淡い気持ちもあります。
 
とにかくやってみないとわからない。
とにかくやってみよう!ダメだったら変えてみればいいんだから。
 
 
今回も前日の前夜祭?からたくさんのステキな仲間と会えました!
 
 
ステキな酒縁に感謝!!
 
そして、当日も初めて会えたご縁ある方々、久しぶりに会えた仲間。
 
 
写真を不覚にも撮り忘れた方々スミマセン!!(笑)
 
今回の新春セミナーでのステキな出会いと気づきに感謝をこめて締めたいと思います。
 
どうもありがとうございました!!
 
 
 
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