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埼玉川越 木の家 (外断熱のスケルトン木造住宅)
     杉本工務店のブログ


大工として 家への考え方のブログ

埼玉川越 木の家 杉本工務店です。




今回もテレビ番組を見ての感想です。この思いは、前からブログで書くか悩んでた内容です。なぜなら、今までも(たぶんこれからも)住宅業界の中で仕事をもらい生活していくためにも 業界を否定する内容だからです。





前にも ブログで書いたのですが 本物の木の家を建てたく 会社を立ち上げました。





しかし、会社の知名度は無く、自分が考える 本物の木の家の知名度もあがりません。(営業がヘタなので)





今は、 木の家と言う会社が沢山あります。しかしそれは、木の家でしょうか?無垢材(木)の化粧をした家では、ないでしょうか?




表面は、無垢材(木)かもしれませんが中は、何ですか?米松集成?欧州赤松集成?構造合板の上に薄い無垢のフロアー?



みなさんが悩ませれてる「花粉症」も戦後住宅不足を解消するために植えられた「木」です。しかし、安い家がいいと国産材が使われず 今の林業が衰退し手入れされず 今に至っています。






話がそれましたが本題に入ります。




テレビ番組といえば、リフォーム番組です。そこでよく解体をし『構造の問題がでてきました』などとやっています。






そこで『匠がこのような丈夫な構造にしました』などとやっています。





しかし、またその構造をクロスや見た目だけがいい羽目板(木の板)で隠してしまいます。






自分は、そこで思います。『また繰り返すの?』  構造をよくして 見た目がいい物で隠し またいつかは、始まるかもしれない構造の劣化を隠してしまう、今の住宅の考えが嫌で弊社の仕様を考えました。






弊社の仕様は、躯体が90%以上、住んだ人が見えるようになっています。(外部に接する部分は、除きます)なので何十年分の埃がたまる 天井もほとんどありません(床板が天井を兼ねてます)。





家は、骨組みがよければ 立っていられると思います。




皆さんも考えてみてください。見た目がいいのか・中身がいいのか?




あと テーマにもあるのですが ぺタ返しは、しておりません、すみません。しかし ぺタを付けてくださった方のブログは、拝見させてもらい 自分ができるアドバイスは、今後もしていきたいと思います。