「木の家」の悪い所・・・(第一回) | 大工のブログ

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埼玉川越 木の家 (外断熱のスケルトン木造住宅)
     杉本工務店のブログ


大工として 家への考え方のブログ

埼玉 川越 木の家 杉本工務店です。



ご無沙汰しております。最近、家(木造住宅)に関するネタがなく 更新が出来ていませんでした。(すみません)



これから 『木の家』の悪い所を 記事にしたいと 思います。





まずは、なぜ会社を 「立ち上げた」かを説明します。



弊社代表の自分は、前にも記事にしているのですが 新建材に含まれる 化学物質でアレルギーになりつつあります。



しかし、木の家と 言って販売している 建設会社のほとんどは、新建材を使っています。




たとえば フロアーの下地に構造用合板・外壁の構造面材・構造躯体に集成材など・・・・




新建材を使わず 家を作りたいと思い 会社を立ち上げました。



しかし弊社も 構造用合板をつかわず 家を作れませんでした。



なぜなら 法律の壁がありました。




長期優良住宅で家を作るには、いくつか乗り越えなくては、いけない壁があり そのひとつに 洗面所では、床をフローリングにする時、下地は、耐水合板にしなくては、いけなく しかたなく 使いました。



それを 乗り越える ひとつの方法として タイルがあります。 しかし タイルだと足元が冷たいので あきらめました。



それらを考えると長期優良仕様でいいのかと 思いました。(下地に耐水合板を使わなくていいから)



他に弊社は、屋根材の下地に構造合板を使いました。しかし これは、外断熱の外に使用しているので 家の中に接して いません。



家の中での新建材は、洗面所の床の下地・階段の踏み板(タモの集成材{無垢材に変更できます}) UB・キッチンなどの設備関係・クロスの糊(変更可能)です。



弊社も木の家を前面にだして いますが新建材を多少使っております。



しかし 他社より少ないと 思っております。



使って いる部分を変更できますが コストがあがります。他社に近い値段で 本物の木の家を作る 限界が 今のモデルハウスです。




家を新築された方(今後 家を検討されてる方にお教えください)・木の家に興味がある方 気になった方は、弊社のホームページから 予約をいれて下さい(弊社は、営業マンがいないので 無理な勧誘もできません 自分が説明いたします)。


注:自分は、現場で大工として 仕事をしているので お客さまと都合が合わない時があります。