太宰治全集はまず晩年から始まるが、なかなか読みにくい今の小説のようなよみやすさはない。まずさらっと読んで、太宰の生まれ育った環境を考え読みなおすものだなと感じた。3回4回読んで、感じていくものだと感じた。やはり太宰は深い。晩年の出だしから、自殺しようと思った。年賀で反物をいただいた。麻のものだ、夏用だから、夏まで生きることにした。こういった太宰のユーモアが、所々にちりばまれている。これを拾って読んでいくのも太宰の醍醐味だろう。